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2025年9月9日火曜日

基隆と石垣島で楽天モバイルとahamoを比較する

携帯電話の電波の入り具合はもちろん場所次第だ。その地域にアンテナが少ないキャリアでも、たまたまアンテナのそばなら電波は強いし、その逆もある。

基隆では楽天モバイルは中華電信の電波を使い、ahamoは台湾大哥大の電波を使う。どちらも圏外はないが、アンテナピクトはahamoの台湾大哥大の方が強くて、通信スループットもahamoの方が優秀だった。

石垣島南西端の竹富島よりの地域では楽天モバイルの方がahamoよりアンテナピクトが強くて、通信スループットも楽天モバイルの方が優秀だった。石垣島は国内なので海外ローミングの契約をしていないワイモバイルとpovoも復活して、こちらのアンテナピクトはahamoと同じ強さだった。ドコモ、au、ソフトバンクの3社よりも楽天モバイルの方が電波が強いというのが意外だったが、たまたまそういうアンテナ配置になっているのだろう。

いちばん電波が強いキャリアを使う方が快適なので、基隆ではahamoをメインに使い、石垣島では楽天モバイルをメインに使った。

2025年5月22日木曜日

楽天モバイルからpovo2.0へのMNPは事務手数料無料で5分で済む

今月中に新しい楽天モバイルのSIM(株主優待)が届く。これで楽天モバイルの回線は3回線めになる。楽天モバイルは海外旅行のときと050に無料でかけたいときしか使わない。3回線もいらないので、1回線を解約することにした。しかし楽天モバイルの電話番号をあちこちの企業に登録しているので、その企業から送られてくるSMSは受信し続けたい。そこで維持費の安いpovo2.0へMNPで移行した。povo2.0の公式サイトから手続きを開始して、途中でスマホのpovoアプリでの手続きに移行するが、eSIMの有効化とかプロファイルのダウンロードとかも含めて5分で済んだ。事務手数料は無料だった。

2025年5月21日水曜日

ドコモのパケ詰まりを体験

ahamoは海外旅行用に契約したのだが、国内でも使わないともったいないのでiPhone 13 miniにSIMを挿して使い始めた。そして初めてパケ詰まりを体験した。一昨年から話題になっていたのは知っていたが、ドコモユーザーではなかったので何がどのように不便なのかは知らなかった。

アンテナピクトは4本立っているのに、通信開始が遅い。通信が始まればそれなりに表示されるので、スループットではなくレイテンシの問題だ。ペイで払うときに1分くらい詰まるので、支払いレジで気まずい思いをした。これはひどい。話題になったのも頷ける。

4Gしかないエリアだとパケ詰まりは起きない。5Gエリアだとパケ詰まりはよく起こる。ドコモは対策したとの報道も見聞きしたのだが、まだ完全には対策できていないようだ。

2025年5月12日月曜日

楽天モバイルの機内ローミングは3G接続だった

エミレーツ航空のB7-300で楽天モバイルの機内ローミングを使った。飛行機が水平飛行に入ったら機内モードを解除すると自動的にAeroMobileという電波をつかんで普通に通信できる。自動でAeroMobileをつかまなかったら、モバイル通信のネットワーク選択メニューで手動で選んでもよい。接続は3Gだ。文字だけのメールなら良いが、写真を添付したメッセージとかだと写真が出るのに随分かかる。3Gの通信速度しか出ないので、いくら長く使っても無料ローミングの2GBを使い切るのは難しい。機内で7時間ずっと繋げっぱなしにしていても、10MBくらいしか通信できない。

2025年5月11日日曜日

海外旅行はahamoのように30GBなくても楽天モバイルの2GBで足りた話

1週間の海外旅行だが楽天モバイルの無料ローミングの2GBで足りた。google mapと、タクシー配車アプリBoltとeCabsと、バスアプリTallinjaしか使ってないせいもある。これだと1日で100MBくらいしか通信しない。2GBあれば20日間持つ。

楽天モバイルの通信量切れが心配だったので、ahamoが使える国ではahamoを使うように心がけていた。楽天モバイルは一部の航空会社の一部の機材で衛星通信が無料で使えるが、無料ローミングの2GBが消費されるので、往路での使用は控えていた。しかし、使用を控える必要はなかった。

今回はドバイーキプロスーマルタと移動した。ドバイではahamoと楽天モバイルのどちらも使えた。キプロスではahamoだけ使えた。マルタでは楽天モバイルだけ使えた。これらは公式サイトに示されていた通りだった。

来月はブルネイへ行くが、ブルネイではahamoが使えて楽天モバイルは使えない。秋には船で台湾へ行くが台湾ではahamoも楽天モバイルも使える。

ahamoと楽天モバイルのデュアルSIMにしておけば、海外旅行は手続きいらずで通信できる。現地SIMを買ったり、モバイルwifiルーターをレンタルしたりしていた昔に比べるととても便利だ。

2025年4月22日火曜日

ahamoはiPhone5Sでは使えなかった

ahamoを契約して試したいことがあった。iPhone5Sで使えるかどうかだ。公式には使えないことになっている。ダメ元でSIMを挿してみた。対象のiPhone5Sはドコモから買ったもので、ドコモのSIMなら動くタイプだ。

結論から言うとダメだった。iPhone用プロファイルをダウンロードしていても、アンテナピクトは立たない。iPhone5Sは4G音声に対応していないので音声通信ができないのは承知していたが、4G送受信には対応しているのでデータ通信だけでもできるのではないかと期待したが、データ通信もダメだった。

iPhone5Sを使うには日本通信などの3Gにも対応しているドコモSIMを契約するしかないようだ。それでも2026年3月31日に3Gは停波するので、あと10ヶ月しか使えない。

2025年4月18日金曜日

海外旅行用にdocomoのahamoを契約

海外旅行用にdocomoのahamoを契約した。

これまで海外旅行はその都度行き先用のSIMを契約するか、行き先用のモバイルwifiルーターを借りるかしていた。2GBまで無料の楽天モバイルの海外ローミングを活用したかったのだが、私が行く国は楽天モバイルの海外ローミング対象外の場合が多い。先日アゼルバイジャンに行ったときも楽天モバイルは対象外だった。そこでairaloというSIMを契約して行ったのだが、不具合が多くてほとんど繋がらなかった。

docomoのahamoはカバーする国が多くてジョージア、ブルネイなど楽天モバイルがカバーしていない国でも大抵使える。しかも日本国内と同じ30GBまで無料で使える。

ahamoが使えない意外な国がマルタだ。ここはヨーロッパなのにahamoは使えない。その代わり、なぜか楽天モバイルは使える。

ただし、ahamoは月に3000円必要で年間だと36000円追加でかかる。今使っている楽天モバイル(月1000円)やワイモバイル(月2000円)を1回線だけ解約しても費用的にはまかなえない。

2025年4月15日火曜日

ワイモバイルの物理SIMを無料でeSIMに変更するには

iPhoneで使っているワイモバイルの物理SIMをeSIMに変更したい。その方法を調べたらとても簡単にできることがわかった。やってみたら時間は5分とかからなかった。お金はかからない。以前楽天モバイルで行った時は楽天モバイルのサイトで手続きするだけだった。それも楽だと思ったが、今回の方がもっと楽だ。

  1. 設定->モバイル通信->SIM->ワイモバイル と進む
  2. 一番下に"eSIMに変更"というリンクがあるのでクリック
  3. いろいろ聞かれるのにOKで答える
  4. パスワードを要求されたら契約時に決めた4桁の数字を入力
  5. 数分放置すると完了する
完了したら物理SIMは抜いてもよい。

これができるのはiOS17以上のeSIM対応iPhoneだけだ。

2025年1月17日金曜日

なぜNTTのネーミングセンスは悪いのか

NTTのサービスの名前が変だと思ったのは「フレッツ」が最初だった。何も意味がわからない。普通に光ファイバーインターネットサービスとかの名称にすればよいのになぜそうしない。以降も、ワープとかアイオンとかそれが指す対象を全くイメージできない意味不明の名称ばかり採用する。この会社の連中はバカが多いのだろうということはわかったが、根本的な理由はなぜなのか。それをperplexityに聞いたらなるほどと納得できる答をくれた。以下斜線部はperplexitiyの回答だ。

NTTのサービスネーミングに関する課題には、以下のような背景があります:
・組織的な要因
大企業特有の意思決定の遅さと官僚的な体質により、ネーミングの決定プロセスが複雑化
年功序列や終身雇用の影響で、革新的なアイデアが採用されにくい組織文化
・ネーミング戦略の問題点
語感の重要性への認識不足
「フレッツ」のような造語は、「F」(Flat/Friendly/Flexible)と「Let's」を組み合わせた技術的な発想に基づいているが、消費者視点での語感の良さを考慮していない
・時代遅れの命名手法
「カ行」「サ行」を多用する古い手法を継続使用
「ッ」「ン」「ー」などの音を組み合わせる伝統的な手法に依存
・市場環境の変化への対応遅れ
通信業界の競争激化により、より魅力的なブランディングが求められているにもかかわらず、従来型の命名方針を継続
・利用者の不快感や使いにくさへの配慮が不足
このような状況により、NTTのサービスネーミングは時代に即した魅力的なものになりにくい構造となっています。

上記の回答の組織的な要因の部分を読んで、NTTが大阪万博にものすごく入れ込んでいる理由が垣間見えた。中の人でないので正確な値はわからないのだが、大阪万博にNTTだけで数百億円の予算を投入しているらしい。ああ、こいつら本物のバカだ。

2024年9月21日土曜日

マイナンバーカードの暗証番号がふたつあるのは不便じゃない?

マイナンバーカードの設計については違和感がある。

暗証番号がふたつ(正確には4つだが詳細を知りたい人は自分で調べてほしい)ある点がおかしい。設計者の言い訳だと情報の重要度に応じて分けたとか、覚えやすいのは4桁の数字だとか、秘密鍵を使う以上パスフレーズが短いのは推奨されていないからとか答えそうだが、間違っている。ひとつめの4桁の暗証番号だけしか使わないからふたつあっても実質ひとつだというならまだわかる。ところが、ふたつめのパスフレーズ(英字を含む長い方)を使う機会がけっこうある。e-taxのときや金融機関にマイナンバーを登録するときなどだ。私を含めてたいていの人はふたつめのパスフレーズなんて覚えていないからメモを探し回ることになる。毎回メモを探し回るのが嫌になったユーザーは付箋にパスフレーズを書いて机のわかるところに貼るようになる。これは笑い話ではない。覚えられないパスフレーズを使ってしまうと、多くの人がメモや付箋に平文で書いてどこかに置いておくことはたくさんの研究やアンケートで実証されている。つまり覚えられないパスフレーズはセキュリティの強度を上げることにはあまり貢献しない割に不便さだけを増やす。

暗証番号をふたつにしてもセキュリティが大して上がらないのだとしたら、暗証番号は4桁のものひとつだけと割り切るのが利便性を考えると適切だった。数字4桁だと総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)に弱いが、システムで間違いを許す回数を3回に設定しておけばよいだけのこと。銀行のキャッシュカードの暗証番号だって数字4桁で運用上は問題ないことは実証されている。

暗証番号がふたつある不便さをさらに悪化させているのが、それぞれの有効期限が違うことだ。更新時期が違うとわかった瞬間にこれが不便を招くことに気づかない時点でおまえ頭悪いだろと言わざるを得ない。

暗証番号がふたつあることに対する問題点の指摘はここで終わりだ。以下は国民のバカさ加減に対する愚痴だ。

マイナンバーカードを宣伝した政治家(あるいは役人か?)の頭の悪さにほとほとあきれる。以下のような嘘をつく必要は全然なかったのに、なぜ嘘をついたのか。もしかして中身が本当にわかってなくて、重要な情報が入っていると妄想していたのか。
  • マイナンバーカードには重要な情報が入っているから大事にしまっておきましょう
マイナンバーカードの中に重要な情報は入ってないし、もし入っていても取り出せない。私の財布の中に入っているカードの中で道で落としても平気なのはマイナンバーカードだけだ。マイナンバーカードを誰かが拾っても悪用する方法などない。悪用しようとするなら顔写真を貼り替えないといけない。顔写真を貼り替えるためには土台のカードから作った方が既存カードを改造するよりはるかに簡単だから、偽造するなら最初から土台のカードを自作するだろう。拾ったカードを再利用する利点はない。だから道にマイナンバーカードが落ちていても放っておくか拾って交番に届けるだけだ。カードに書いてあるマイナンバーと住所氏名がわかっても悪用しようがない。スーパーのポイントカードを作るときに書いた住所氏名電話番号生年月日などはスーパーの管理体制が甘い場合は簡単に他人に知られるけど、悪用しようがないから事件にならないのと同じこと。バカな国民とその中から選ばれた政治家にはこのことがわからない。

中華系のマイナンバーカード偽造団がすでに活動しているが、彼らは土台のカードから自作している。拾ったカードや盗んだカードを改造していない。上述のようにそうする利点がないからだ。日本の国民や政治家より中華系のチンピラの方がよほど賢いという訳だ。情けなさすぎる。

顔写真を貼り替えて見た目が本物そっくりに作れてもそのマイナンバーカードはあまり役に立たない。中に入っているICチップは偽造できないから、読み取り機にかけたら偽物なのはすぐにバレる。カードの見た目だけで本人確認している今しか偽造マイナンバーカードは通用しない。見た目で本人確認する携帯電話ショップがなくなったら中華系の偽造団は偽造活動から手を引くだろう。もはや儲からないから。

日本国民が劣等民族だなと思うのは、運転免許証やマイナンバーカードを見た目だけで確認することで本人確認を済ませてこれまで平気だったことだ。見た目だけで確認するなら、運転免許証でもパスポートでも健康保険証でもマイナンバーカードでもいくらでも偽造版を作れてしまう。実際そのような偽造IDカードは国内でたくさん使われている。見た目の確認だけでよいと思い込んでいる時点で終わっている。本当にバカな国民だ。そんなゆるゆるのセキュリティを承服していたくせにそれよりはマシなマイナンバーカードになぜ文句を言うのか理解不能だ。バカの頭の中を理解してもよいことはないので理解不能のままでよいのだが。

設計者は「どうせバカが使うのだから暗証番号の設計なんて適当でいいさ」と思ったのだろうか。そういうことなら暗証番号がふたつあることに納得しないこともない。

2024年8月31日土曜日

個人差が大きすぎて広告の協調フィルタリングが役に立たない

ネットの広告がうざい。しかもかなりアホだ。私は広告を見せられるのは嫌いだが、PC部品の広告とか音響製品の広告とかパワーボートやヨットの広告とか車やバイクの広告とか飛行機のチケットの広告なら、見せられてもそこまで腹は立たない。そういうのを見せれば良いのに、なぜか健康食品の広告と衣料品の広告ばかり出てくる。私はクッキー等で個人情報を取得されるのを気にしないので、設定は最もオープンにしている。私がどんなウエブページを訪問したかは広告業者にはダダ漏れのはずだ。それを使って学習しろよと思う。

30年以上前に仕事の上でデジタルコンテンツのマネタイズが課題になった。当時はコンテンツにお金を支払うという文化は浸透しておらず、コンテンツを無料で見せて物販やサービス販売につなげるにはどうすればよいかが課題だった。要するに広告だ。利用者の興味をひかない広告を見せても効果は上がらないから、興味のある広告を優先的に見せないといけない。そのために当時流行した技術が協調フィルタリングだ。

協調フィルタリングは「同じような趣味の人は同じような製品を好むだろう」という仮説がベースになっている。同じような趣味の人を見分けるには、以前に買った商品やサービスを調べて似ている度合いを判定することで行う。買った商品が似ているなら同じような趣味の人だろうということだ。ある人に広告を見せるときは、同じ趣味の人が買っている製品の中からある人がまだ買ってない製品を選んで広告として見せるのが協調フィルタリングを利用した広告の仕組みだ。

これで実験をしてみたら、製品のジャンルが狭いときは成功した。楽曲のみの販売とか、書籍のみの販売で協調フィルタリングを用いた広告を提示するとユーザーの広告をクリックする回数が増えた。ところが製品のジャンルを広げるとうまくいかなくなった。デパートのように広いジャンルの製品を扱っている(今ならアマゾンや楽天市場だ)場合に協調フィルタリングを用いた広告を提示してもクリック回数は増えなかった。理由は、あるジャンル(例えば楽曲)の趣味が同じ人でも別のジャンル(例えば食べ物)の趣味が同じとは限らないからだ。まあ当たり前の結果だ。

協調フィルタリングの欠点を補うために、協調フィルタリングとルールベースフィルタリングが互いの利点を減じることなく組み合わせられるフィルタリング技術の特許を書いた。ルールというのは「女性ならファッションを好む」「高齢者は健康食品を好む」みたいのものだ。これで広告のクリック率は多少はマシになったが、満足ゆくものにはならなかった。この特許は出願からもう20年以上経ったので、特許の期限は切れている。

協調フィルタリングより優秀な広告選択アルゴリズムは現在もないので今でも使われている。そのため、最初に書いた的外れの広告ばかり提示している現在の状況となっている。30年間でコンピューター技術はずいぶん進歩したのに広告の提示技術は全く進歩していない。もうあきらめて広告をいっさい止めるというのが最も合理的でコストもかからずユーザーもみんな喜ぶ解だと思うが。

2024年7月2日火曜日

アゼルバイジャンにてairalo eSIMが低速モードでしか通信できない上に、google mapsは全く通信できない

2日前からアゼルバイジャンの首都バクーに滞在している。モバイル通信以外は快適だ。今回はairalo社のアゼルバイジャン用eSIMをiPhone13にインストールしてきた。アゼルバイジャンの電波を受けるとアクティベートされて通信できるという話だったが、通信できない。正確には9600ボーのモデム程度の速度では通信できる。しかしこれではほとんどのサービスが使えない。設定を色々と変えてみたが改善しない。そこでairalo社のサポートに状況改善をお願いした。ホテルはwifiが使えるので、モバイル通信ができなくてもサポートに連絡できた。

バクー市内で遊んだ後、ホテルに戻ってメールを見るとairalo社から返事が来ていて、設定画面のスナップショットを送ってくれとのこと。指定された画面のスナップショット(5枚)を送るとすぐに返事がきた。APN名が間違っているので、手動で正しい名前を入れてくれとのこと。その通りにすると通信速度は高速になったように見えた。

しかし、eSIMのインストール手順書にはAPN名を手動で入れる指示はなく、自動で設定されることになっていた。実際APNにはwap.tim.itというそれっぽいものが入っていた。もちろんこれは私が入れたものではなく、eSIMをインストールした後に自動で入ったものだ。これが間違っていたのだから、サポートに聞かなければどうしようもなかった。たまたま私だけなのだろうか。他にも困る人が出そうに思うが。

高速通信ができるようになったので安心して街へ出たのだが、いちばん使いたいgoogle mapsが通信できない。iOSの地図アプリも通信できない。それ以外のアプリは普通に通信できる。wifiエリアに入ればgoogle mapsもiOS地図アプリも通信できる。モバイル通信だけの不具合のようだ。これでは役に立たない。アゼルバイジャンではairaloのeSIMは全く使えない。アゼルバイジャンで使えると標榜しているeSIMがairaloしかなかったので選んだのだが失敗だった。現地の携帯電話会社から物理SIMを買うか、ドコモやauのローミングを使うか、モバイルwifiを使った方がよい。

airaloのサポート体制はよいので、google mapsだけが使えないことについて問題解決をお願いしてみた。今回は問題が難しいので、3時間かけて5往復やりとりしたが未だ解決していない。これに関しては原因が3つ考えられるので切り分けが難しい。
  • airaloのeSIMが悪い
  • 現地の通信会社BAKCELLが悪い
  • googleが悪い
私がサポート担当でもこれを切り分けできるような方法をユーザーに指示するのは難儀すると思う。

2024年5月23日木曜日

iPhoneの集中モードを意識しないで通知を見逃して失敗

ずいぶん前のOSアップデートによってiPhoneに集中モードが搭載された。集中モードでは通知が隠蔽される。集中モードはデフォルトでONになるのか、私がONにしたのかは覚えていない。私は仕事や趣味をインターラプトされるのが嫌なので、集中モードが導入される前からすべての通知をOFFにしていた。なので集中モードが導入されても何も変わらなかったし、集中モードを意識したことはなかった。MacOSもOSアップデートにより集中モードが搭載されたが、これも意識していなかった。

この集中モードを意識していないおかげでRakuten Link PC版で失敗してしまった。楽天モバイルを契約しているスマホでは電話をかけるときはRakuten Linkというアプリを利用する。アプリを利用しなくても電話はかけられるが、アプリを利用すると通話料が無料になる。あるときRakuten LinkアプリのPC版が発表された。これをPCに入れるとPCから無料通話ができるのだ。もちろんPCにマイクとスピーカーを接続する必要はある。これは便利とRakuten LinkアプリをMac miniに入れて使ってみたが、正しく動いている風なのにちっとも電話をかけてくれない。どうしてもうまくいかなくて楽天モバイルのサポートに解決をお願いした。サポートの人は親身に問題解決に取り組んでくれたが、いろいろ試してもうまくいかない。5日間ほどやりとりしたが、何も進展はなかった。そしてふと思いついた。集中モードが悪さをしているのではないかと。それが正解だった。

PCから電話をかけると言っても、Mac miniに楽天モバイルのSIMカードが入っている訳じゃなくMac miniからbluetoothでiPhoneへ通信してiPhoneから電話をかける。電話の音声はbluetoothによりMacとiPhone間を伝わる。発信するとき自動的にiPhoneから電話をかけてくれる方が便利だが、それだと近くにある他人のiPhoneを使って電話をかけることができてしまうので、発信前にiPhoneに確認メッセージが表示される。確認メッセージが表示されたらそれをタップすれば発信が開始される。この確認メッセージが集中モードがONだと表示されないのだ。表示されないのだからタップもできず発信は起きない。

iPhoneは設定から各アプリの通知のON/OFFを切り替えられる。私はRakuten Linkの通知設定だけはONにしていて、これでよいと思い込んでいた。ところが集中モードではさらに別の通知設定があって、集中モードで通知を受けたい場合はその設定でアプリを指定しておかなければならなかった。つまり、集中モード下で通知を受けたかったら通常の設定と集中モードの設定の2か所でアプリの通知を許可しないといけなかったのだ。私は集中モードを意識していなかったから、集中モードでのRakuten Linkアプリの通知を許可していなかった。私がMacから電話をかけたときは、iPhoneは集中モードだったので確認メッセージ(通知)が表示されず発信はされなかったのだ。

楽天モバイルのサポートの人には集中モードが原因だったことを伝えて、これまでのサポートに感謝するメッセージを送ってサポートを終了してもらった。楽天モバイルは色々なスマホのサポートをしないといけないから、iPhoneに固有の集中モードまでは気が回らなかったとしても不思議はない。

2024年3月14日木曜日

登大遊氏のけしからん節に納得

登大遊氏が2003年に作ったsoftetherをずっと使わせてもらっている。softetherのサーバーは筑波大学(今もそうなのかな?)の中にあり、サーバー部屋の写真を見たときは私の実験室より散らかっていてびっくりすると同時にあきれたものだ。こんないいかげんな環境でパブリックな通信サーバーが維持できるのか?と危ぶんだが、今日まで約20年間何の問題もなくサービスを提供できている。

いいかげんな環境(登大遊氏はけしからんと言う)でネットワークをいじることの重要性がアイティメデイアの記事になっていた。とてもわかりやすい記事ですいすい読めた。いろんなしがらみなしに興味本位で挑戦することは大切だと本当に思う。

死ぬまで詳細技術は黙っているつもりだが、かつてウォズニアックとジョブズが作ったブルーボックスのようなもの(私が作ったものは回線種別毎に4種ある)を作って、1993年から2022年までタダで常時接続のインターネット接続をしていたことを告白しよう。自宅のwebサーバーもその回線で運用していた。若い頃に通信費を1000万円以上節約できたことで経済的には大いに助かった。このブルーボックスもどきを作ったおかげでネットワークプロトコルに詳しくなった。このような遊びをすることで技術が磨かれていくのだが、今の若い人はこのような遊びを経験することがやりにくくて気の毒だ。今だって誰も損をしないなら悪さをしてもいいじゃないかと思う。私の悪さでは個人は誰も損していない。通信会社にとっては私というお客が一人減ったという機会損失だけだ。

ちなみに登大遊氏は悪さはしていない。いいかげんな廃物利用PCでネットワーク設備を構築しているだけだ。ここは強調しておきたい。

私の悪さがなぜ30年間もバレなかったかと言うと、誰も困らせず誰にも損をさせなかったことと、他人に売って儲けようとしなかったことが理由だ。ジョブズはブルーボックスをたくさん売りさばいたせいで、ギャングに銃で脅されるハメにあっている。誰にも言わずこっそり自分だけで楽しむのがハッカーのたしなみだ。

2024年1月18日木曜日

ふたたびギガビットイーサネットに変える

1年前に電気代節約のため1000Mbpsのスイッチを100Mbpsのスイッチに戻したと書いた。インターネットアクセスや動画視聴なら100Mbpsで何の問題もない。ところがNASの中身を整理していて何TBものファイル群を転送しようとするとさすがに100Mbpsでは遅い。1000Mbpsを100Mbpsのスイッチに変えることで節約できた電気代は1年間あたり2万円だったが、ここは2万円出しても快適さを優先したいと考えてギガビットのスイッチに戻した。

以前使っていたギガビットスイッチはまだジャンク箱内にあるのでそれを再利用しても良いが、せっかくなので消費電力の小さいモデルに変えた。今回選んだのは私には評価の高いPLANEX社のFXG-16IM5だ。40ポートほど必要なので3台購入した。消費電力は最大12Wだ。これなら1年間の電気代は1万円で済む。

NASへファイルを転送してみたらこれまで10MB/sで頭うちだった速度が平均25MB/s出るようになった。25MB/sしか出ない理由はNAS内のHDDがボトルネックになっているからだ。それでも転送時間が半分以下になったのはうれしい。

ここで欲が出てきて2.5Gbpsのスイッチに変えようかとも思い始めた。NASとPCの一部はNICが2.5Gbps対応なのだ。これは今後の楽しみにとっておこう。まずは1000Mbpsのネットワークを使いこなしてからだ。1000Mbpsでも無駄なく転送できたなら100MB/s近く出るはずなのだから。今はNAS内のHDDの転送速度がボトルネックになっているのだから、もっと速いHDDやSSD搭載のNASに変えてファイル転送速度100MB/sを達成する方がネットワークの2.5Gbps化より先だ。

2023年12月29日金曜日

楽天モバイルは海外旅行に便利

私は携帯電話を9回線契約している。ドコモもauもソフトバンクも楽天も契約している。どのキャリアもローミングできるから海外で使えるが、海外でいちばんお得なのは楽天モバイルだと判断している。

楽天モバイルは外国では2GBまでなら無料で使える。事前の手続きは必要ない。楽天モバイルは誰でも月額980円で使えるから、コスト的にお得だ。以前は海外旅行ではモバイルWiFiルーターを契約して持って行くことが多かった。米国や台湾だとWiFiルーターは1日あたり200円以下で使えるのだが、中東だと1日あたり1000円になってしまい、キャリアのローミングに比べてコスト的に損だ。しかも国毎にWiFiルーターの契約をしていかないといけない場合もあって、手続きが面倒だ。そうなると月額980円で事前手続き不要の楽天モバイルはコスト的にも利便性的にも優秀だ。2GB以上使用すると追加コストが発生するが、たくさん通信するときはホテルやお店のWiFiエリアに入ればよい。

日本国内では楽天モバイルは基地局が弱く、地下のお店ではなんとかペイ払いに失敗することがある。そこで国内はデュアルSIM運用でカバーしている。楽天モバイルでつながらないときはドコモ/au/ソフトバンクに切り替える。2回線めは3キャリアのどれでも問題ないのだが、運用コストが安いauのpovo2.0を2回線めにすることが多い。楽天は圏外だとauの電波をつかむので、2回線めにpovoを使うのは冗長性を担保する意味がないと言われているが、それは違う。楽天がauに切り替わるのは完全に圏外のときだけだ。アンテナピクトが1本でも立っているとauに切り替わらない。電波が弱くて困るときは、アンテナピクトが1本か2本立っているが通信はほとんどできない場合がほとんどだ。アンテナピクトが立っているので自動でauには切り替わらない。その場合は手動でpovoに切り替えると通信できるようになる。他に2回線めに使っているのは家族割引のYモバイルでこれは月1000円くらいでpovoほどではないが安い。povoにしてもYモバイルにしても、2回線めへの切り替えが手動なのが面倒なのだが、そのうち片方の電波が弱くなったら自動的にもう片方に切り替えるスマホが出てくるだろう。

以前はいろいろなMVNOをたくさん契約していたのだが、MNOのpovo2.0の方が安いので、MVNOは今は使っていない。povo2.0より維持費が安いMVNOが出たら乗り換えるかもしれないが、そういうサービスが出てくる可能性は低いだろう。

2023年12月21日木曜日

iPhoneが勝手に電話をかける謎

最初は偶然だと思っていたが、今日で4回目なので何か必然があるのだろう。カバンの中に入れてあるロック状態のiPhoneが勝手に電話をかけるアクシデントが夏から起こり始めた。

  1. 電話をかける宛先は連絡先に登録してある人
  2. 登録してある緊急連絡先へかけているのではない
  3. 電話回線を複数もっている人へは、出なかったら順番に次の回線を発信する
  4. 電話がつながっても何も話さない
  5. 特定のiPhoneのみで起こる (iPhoneSE, iOS 15.8)
  6. 外出時にのみ起こる
  7. 電話をかける以外の他の誤動作は起きない

たまたまロックが外れてたまたまアイコンがタッチされたのだろうと最初は思っていた。ところが上記の3.の状況が起こるので、この動作はそうする意思を持ってある人へ電話をかけようとしていると分かった。意思を持っているのは誰だ?

ネットで調べるとsiriの誤動作という可能性が出た。確かに「hey siri、〇〇さんへ電話して」と言えば、3.の動作をしそうだ。しかしアクシデントが起きたとき私はしゃべっていない。外の雑音がそう聞こえたのだろうか。謎だ。

2023年10月1日日曜日

テレホーダイ2023年で終了

昨日、テレホーダイの新規受付が終了したことがニュースになっていた。サービスそのものは2023年12月31日に終わる。テレホーダイは1995年に始まったサービスで、23時から8時まで指定した電話番号への通話は定額料金で済むというものだ。主にパソコン通信のために使われた。

私はテレホーダイの恩恵は受けることができなかった。私がパソコン通信を始めたのは1985年だ。テレホーダイが始まる10年前だ。1985年当時は東京にしかアクセスポイントがなかった。東京在住の人ならこれはラッキーだっただろう。市内通話は何時間かけても10円だったからだ。逆に市外通話の料金は法外に高かった。私は地方に住んでいたから5秒10円とか3秒10円とかの目玉の飛び出るような市外通話料を払っていた。NTTに支払う電話料金が10万円を超える月もあった。

これではとても生活できないという理由で、1986年にJUNETが使える研究所に就職した。以降は職場でネットを利用したから、とんでもない通話料を払う必要はなくなった。

JUNETはその後すぐにインターネットに発展して外国とのメールもできるようになった。newsと呼ばれる掲示板サービス(今の人には2ちゃんねるみたいなものと言えば想像できるだろう)が世界的に運用されていて、webはなかったものの文字で通信する分には今とほとんど変わらないくらいにはネットが使えた。

そんな環境に既にいたために1995年にテレホーダイが始まってもサービスに加入しなかった。だから私はテレホーダイの恩恵を受けていない。10年早く1985年にテレホーダイが始まっていたなら、自宅からパソコン通信をするのに利用していただろう。そして高い通話料を払う必要がないからJUNETがある職場に憧れることはなく、研究所に就職しなかった可能性が高い。テレホーダイが1985年に存在しなかったことで私の人生が半分決まってしまったと言える。

2023年9月17日日曜日

iPhoneスペック一覧(保存版)

週間ASCIIに日本で発売されたiPhoneのスペック一覧が載った。iPhone4からiPhone15まで網羅してある。古い機種のスペックを調べるのは面倒なのでこの資料は保存版だ。

私がスマホを使い始めたのは2010年の4月1日からで、SONYのXperiaが最初だった。iPhoneを使い始めたのはiPhone5からでそれより2年後だ。今でもAndroidスマホは使っているが、使う時間はiPhoneの方が長い。iPhone5/5S/6S/SE/SE2と続いて今は13miniだ。大きいiPhoneは苦手なので14と15は買う予定はない。将来発売されるSE4も大きくなると予想されているのでiPhone使用は13miniで終了かもしれない。2012年製のiPhone5がまだ壊れていないので、iPhone13miniも2030年くらいまでは壊れないで使えるだろう。でもその先はどうしよう?

2023年5月30日火曜日

ぷららがプロバイダメールの無料プラン(ぷららライト)を廃止

ぷららから連絡が来て、2023/11/30にぷららライトを始めとするダイヤルアップサービスを停止するとのこと。ぷららライトはダイヤルアップ接続をしなければ月額利用料が0円だった。この契約があればぷららからもらったプロバイダメールが使えていた。無料で使えて申し訳ないなあと思っていたので、廃止されても文句はない。

廃止への対応のため、ぷららのメールアドレスで登録していた各種サービスのメールアドレスをぼちぼち変更しているが、住所や電話番号が古いものもあったので、情報を最新化するのにちょうどよい機会だった。

ぷららのメールアドレスをもらったのは20年以上前にインターネットプロバイダとしてぷららを使い始めたときだ。そのときは価格比較サイトでぷららが最安値だった。その後引っ越して、別のプロバイダに変えたが、ぷららライトプランにすればメールアドレスはそのまま使えるというので、使わせてもらっていたのだ。プロバイダ契約したときもらったメールアドレスが残っているパターンは他にもあり、ビッグローブのメールアドレスもビッグローブを止めた後も使い続けている。

メール配送くらいは運営会社にとって大したコストにはなっていないと思うが、それでも無駄なコストには違いない。今後はこのような無料メールアドレスを整理する動きが出てくると思う。