2026年9月15日火曜日

HHKB studio キースイッチをGATERON 茶軸に交換

HHKB studioのデフォルトキースイッチは静音軸が使われている。これはよいスイッチなのだが、apple M0116のアルプスサーモン軸に慣れている私には物足りない。そこでコトコト音がする茶軸に交換してみた。抜いて差し込むだけなので誰でもできる。HHKB studioには5ピンが刺さるので、交換するスイッチは3ピンでも5ピンでも良い
 
キースイッチの交換方法はHHKBのサイトに解説されている。 サイトには「キースイッチは、通常プロファイルのMXスタイルの3ピンおよび5ピンメカニカルスイッチ(Cherry、Gateron、Kailh社製)と互換性があります。」と記載されている。私はGateronの5ピン茶軸を選んだ。アマゾンで35キーが1700円。
もうちょっと安いメーカーもあるのだが、何年も使うものなのに100円200円をケチっても仕方がない。GATERONが優れているのは検品がしっかりしていてケースが付属していること。
安いスイッチは箱にキースイッチがそのまま詰め込まれている。届いたときに足が曲がっていることが多い。このようなケースに入っていると輸送中に足が曲がらないし、向きも正しく入っているので、取り付け作業で向きを確認する必要もない。
このように抜いたスイッチを保存するにもケースは便利だ。
取り替えるときは写真最下部にある引き抜き工具が必須だ。いろいろなメーカーのがあるが、この形ならメーカーを気にしなくてよい。アマゾンで500円くらい。
 
私は綺麗に使っていたつもりだったが、キートップを外すと髪の毛が何本も入りこんでいた。これは掃除機で吸うと良い。電子部品ほどデリケートではないので、ブロワーを使う必要はなく、掃除機で吸って大丈夫だ。
 
HHKB studio固有の特徴としてGHBキーの間にトラックポイントが存在する。トラックポイントの支柱に干渉するスイッチは使えない。これは付けてみないとわからないのだが、幸いにもGATERON茶軸は干渉しなかった。 
 
茶軸になったHHKB studioは好みのタッチになった。 アルプスサーモン軸はもっとうるさくてバネが強い。それに近づけるためにそのうち青軸に変えるかもしれない。

2026年9月14日月曜日

増えたお金の出どころは不明だが、減ったお金の理由はきっちりわかる

以前から知らない間にお金が増えていると何回か書き込んでいるが、お金が減っている理由はきっちりわかる。今は1200万円減ったが、これは円高のせいだ。約164円の頃に比べると10円円高になった。120万x10=1200万で減った額は計算とぴったり一致する。株式も銘柄によって増えたり減ったりしているが、全銘柄をならすとたまたまだがプラマイゼロだ。減ったのは全て為替のせいだ。
 
心理学で利食いは早すぎて損切りが遅すぎることが説明できたり、 含み益と含み損の変化額と気持ちの変化幅の曲線が違ったりが説明できる。私の増えているお金の理由には頓着しないが、減っているお金の理由はきっちりつかんでいるというのもきっと心理学で説明できるのだと思う。

2026年9月10日木曜日

折りたたみiPhone Duoはアホかと思うも実は希望がある

折りたたみ可能iPhone Duoが発表された。以下の数値をみればアホかと誰でも思う。
 
iPhone Duo 画面7.6インチ、重量254グラム、価格364800円(256GB)
iPad mini cellularモデル 画面 8.3インチ、重量297グラム、価格141800円(256GB)
 
大きい画面が必要ならiPad mini cellularモデルを持ち歩けばよい。 私はそうしている。
 
しかし、このアホかiPhone Duoにも希望はある。iPhone miniへの期待だ。iPhone 13 miniを最後に小型iPhoneはなくなってしまった。 折りたたみディスプレイがもっと軽く小さくなったらiPhone 13 miniと同じ大きさ&重さのiPhoneが実現できるかもしれない。折りたたみiPhoneの唯一の希望がそれだ。

2026年9月9日水曜日

日本の将来の推定精度がまた少し上がった

手がかりがひとつ届くたびに推定の精度があがっていくのは、カルマンフィルターやベイズ推定の根底にある考え方だ。
 
ベッセント長官が「日銀や当局が今後どう動くかをかなり正確に把握している」と発言した。自分は胴元だと啖呵を切った。日銀は次の会合で予定より3ヶ月早く利上げするかもしれないが、その後の利上げはずるずる引き延ばすだろう。利上げが最終的に辿り着くターミナルレートは1.5%から変えない。これは、日銀がこれが正解と思っているからではなく、迅速な利上げが正解だと思っていてもできないからだ。日銀に限らず、政府も正解の政策を知っているが実行はできない。 前に述べたようにこれが日本という国の特徴だ。以前決めたことが間違っていたと全員が思っても、事態が破綻するまでは昔決めたことは変えない。
 
ベッセント長官が啖呵を切らなければならないほど苛立っていたこと、そして日銀が啖呵に動じそうもないということから、日本は現路線を貫き通すだろうと思える。日本の実質金利が低い状態はずっと続くことが想定される。
 
低い実質金利がこの先10年20年と続くとどのような社会になるか。利益を出している一部の企業を除いて、労働者の賃金は上がらない。実質賃金は低下を続ける。途中でポピュリズム政党が一時的に政権を取るかもしれないが、ポピュリズム政党は自民党の行っていたばら撒きを強化するだけで構造改革はしない。さらに事態は悪化する。 誰が政治をやってもダメ、国民に革命を起こす気概はない、そもそも何かを改善する気が国民にはない。日本はだらだら衰退するだけで、ドラスティックな変化は何も起きない。いかにも日本らしい未来だ。
 
こうなると将来どんなにインフレが進んでもインフレ率は6%止まりとなる。名目金利はそれより1〜2ポイント小さい値にとどまる。外国の物価は今後も上がるし円安も進むのに日本のインフレ率が6%止まりなのを不思議に思う人がいるだろう。簡単に解説しよう。輸入物価が上がった分は品物の価格に転嫁される。しかし企業はそれ以上の値上げはしない。値上げをしないために、労働者の賃金を上げないで企業は頑張る。賃金を上げないと優秀な人は逃げ出してしまうが、99%の労働者は逃げ出さない。だから企業は値上げをせずにねばることができる。介護や運輸や建設などの人手不足業界はどうしようもない。賃金を今の2倍にしても人手不足は解消しないからだ。もちろん賃金を2倍に上げるなんてできる訳もない。あの業界は実質的に見捨てられる。労働者の賃金を削り続けることでインフレ率を低く維持するのが未来の日本の姿だ。 これまでもそうだったが、それを意地でも続けるということだ。
 
低賃金でもなぜ多くの労働者は逃げ出さないか。 逃げ出せないのだ。日本は一度雇用したら簡単にクビを切れない。そのために人を採用するときは非常に慎重になる。よほど好条件の人でないと中途採用しない。労働者は次の会社に入れるかどうかの保証がないので、賃金が低くても今の会社にとどまることを選ぶ。米国のように簡単にクビを切れる社会だと、「よくわかんないけど採用しとくか。ダメだったらクビにすればいいし。」が通用するので、職に付くのが簡単なのだ。日本型より米国型の方が労働者には優しい面がある。

2026年9月8日火曜日

みずほ銀行がRHELの延命をSUSEの協力により1/10の費用で達成

個人や研究でlinuxを使っている人はサポートなんて不要だと一蹴するだろう。しかしみずほ銀行のような金融機関ではコンプライアンスに対する責任があるので、サポート切れのlinuxシステムを今動いているからって放っておく訳にはいかない。しかしベンダーはサポートに結構高いお金を要求する。そこでみずほ銀行がとった施策がこれだ。単に安いベンダーに乗り換えただけにも見える。これでよかったのかどうかは、今後インシデントが発生したときに明らかなるだろう。

私はlinuxを30年間使っていて、サポートが必要だったことは一度もない。私の周りにはlinuxユーザーが1000人単位でいるが、彼らがサポートを利用しているのを見たことはない。サポートなんていらないのじゃないかとずっと思っていたが、5年前に反例をひとつ見た。

我が社の事業所で工業用PCにいれたソフトウェアがときどき変な動作をする。つなげているハードウェアのせいなのか、自分らで作ったソフトウェアのせいなのか、はたまたOSのlinuxのせいなのか、不具合発生の頻度が低すぎて切り分けることすらできなかった。そこで契約していたlinuxのサポートに問題解決を頼んだ。そしたらなんとintelのCPUの既知のバグにひっかかっていたのが原因だったと判明した。バグを回避するパッチを入れて問題は解決した。このときばかりは高いサポート料に納得した。不具合はintelのせいであり、そのバグをひっかけるソフトウェアを作ったユーザーのせいなのだが、linuxのサポートスタッフはシステム全体を把握して問題を解決してしまったのだ。サポートスタッフの大活躍は日本のベンダーだからだったような気がしている。米国のベンダーだったら「我々の守備範囲外です」で終わっていたと思う。

商用でlinuxを使うのにサポートが必要なのは仕方ないと思わせる事例だった。

2026年9月5日土曜日

iPhoneは集中モードだと知らない人からの着信は鳴らないことを初めて知る

iPhoneはiPhone5から使っているから10年以上使っている。iPhoneが集中モードになっていると不明な発信者からの着信が鳴らないことを今日初めて知った。というかiPhoneで着信を受けたのが今日が初めてだった。iPhoneを10年以上使っているのにあり得ない話だが、理由は最後に述べる。

最初はiOS26あたりから導入された不明な発信者をスクリーニングする機能のせいかと思った。しかし設定を確認するとスクリーニングは「しない」を設定してある。そこでわからなくなってしまったが、claudeに聞くと集中モードをオンにしてないかと指摘された。まさに集中モードが理由だった。私は集中モードをまったく使わないのだが、デフォルトのままでもONになる条件があるようだ。ONになると連絡先に登録している人からの着信以外は鳴らない。
 
解決するために集中モードの設定を削除したが、ここに落とし穴があった。他のiPhoneやiPadやmacで集中モードをデバイス間共有に設定していると、ひとつでもapple製品の集中モードがONになると他のapple製品全てが強制的に集中モードONになってしまう。これを防ぐために全てのapple製品の集中モードデバイス間共有を無効にする必要があった。我が家は現役のmac/iPhone/iPadが合計18台あったので大変だった。それらに含まれない古いiPhoneやiPadやmacもうっかり電源を入れてしまい、たまたま集中モードがONになってしまうと悪さをしてしまう。結局、それらも無効にする必要がある。あまりに面倒なのでまだしていないが。
 
前から同じことを言い続けているが、便利な機能を導入するのはよいが、デフォルトはOFFにしてほしい。ユーザーが機能を使うことを決心してユーザーがそう設定しない限り、その機能をONにしないで欲しい。これはapple製品に限らず、全ての製品でそう希望する。
 
今日までiPhoneで電話の着信を受けたことがない(発信は数回ある)理由は、私はガラケー愛好者だからだ。20世紀からメインの携帯電話番号はずっとガラケーだ。今も4Gガラケーだ。今回初めてiPhoneで電話を受けたのはdocomoの契約についての連絡で、iPhoneに刺さっているSIMの番号にかかってきたからだ。事前に知らされた時刻にiPhoneの前で着信を待っていたのだが電話はかかってこない。忘れられているのかなと思って着信履歴を見たらかかってきていた。

2026年9月3日木曜日

Thunderbird で apple ID メールを読む

google workspace のメールを読むブラウザをgoogle chromeからFirefoxに変えた話を以前書いた。google chromeでもFirefoxでもメールを読むタブのメモリ使用量とCPU負荷が大きい。この問題はgoogle chrome時代から気になっていた。私はgoogle workspaceを4つ契約していて、それぞれのドメインにメールアドレスを持っている。メールのためだけに4つタブが開かれて、その4つでメモリとCPUパワーを消費してしまう。
 
この問題をなんとかしたいと思って、Thunderbirdでgoogle workspaceのメールを読むと良いのではないかと思いついた。google workspaceのメールはIMAP対応なのでThunderbirdの設定は簡単だった。メモリの使用量は2割減った。CPU負荷は変わらない。とりあえずメモリ使用量は目的を達成した。
 
google workspace以外で使っているメールアドレスはapple IDのメールだ。これはappleからの連絡を受信する用途以外は使ってないのだが、これもThunderbirdで読みたい。調べるとapple IDメールもIMAPに対応しているのでできるとのこと。ただし、Thunderbirdのアカウント設定で認証方式をOAuth2にしてはダメで、通常のパスワードにしなければならないところが特殊だった。そしてここに入れるパスワードはapple IDのパスワードではなく、apple account管理ページでThunderbird専用のアプリパスワードを生成して使う。ここも特殊だ。今回はうまく設定できたが半年後にはやり方を忘れているだろう。
 
これでThunderbirdでgoogle workspaceメールもapple IDメールも読めるようになった。私がThunderbirdをメインで使っていたのは2004年から2009年の間だ。2009年までは自宅にメールサーバーを建てて、メールは自宅サーバーから直接送受信していた。自宅のメールサーバーはIMAPを使っていたので、IMAPが簡単にハンドリングできるThunderbirdが活躍したのだった。2009年にgoogle apps(google workspaceの前身)を契約してからメールの送受信をgoogleのメールサーバーに委ねるようになった。そのときにメールリーダーはブラウザへ移行してThunderbirdは引退した。今回の件でThunderbirdは16年ぶりに復活したことになる。当時のThunderbirdのバージョン番号は一桁だったと思うが、今のThunderbirdはバージョン155.0だ。なんと三桁だ。