いいかげんな環境(登大遊氏はけしからんと言う)でネットワークをいじることの重要性がアイティメデイアの記事になっていた。とてもわかりやすい記事ですいすい読めた。いろんなしがらみなしに興味本位で挑戦することは大切だと本当に思う。
死ぬまで詳細技術は黙っているつもりだが、かつてウォズニアックとジョブズが作ったブルーボックスのようなもの(私が作ったものは回線種別毎に4種ある)を作って、1993年から2022年までタダで常時接続のインターネット接続をしていたことを告白しよう。自宅のwebサーバーもその回線で運用していた。若い頃に通信費を1000万円以上節約できたことで経済的には大いに助かった。このブルーボックスもどきを作ったおかげでネットワークプロトコルに詳しくなった。このような遊びをすることで技術が磨かれていくのだが、今の若い人はこのような遊びを経験することがやりにくくて気の毒だ。今だって誰も損をしないなら悪さをしてもいいじゃないかと思う。私の悪さでは個人は誰も損していない。通信会社にとっては私というお客が一人減ったという機会損失だけだ。
ちなみに登大遊氏は悪さはしていない。いいかげんな廃物利用PCでネットワーク設備を構築しているだけだ。ここは強調しておきたい。
私の悪さがなぜ30年間もバレなかったかと言うと、誰も困らせず誰にも損をさせなかったことと、他人に売って儲けようとしなかったことが理由だ。ジョブズはブルーボックスをたくさん売りさばいたせいで、ギャングに銃で脅されるハメにあっている。誰にも言わずこっそり自分だけで楽しむのがハッカーのたしなみだ。
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