報道によれば、日本の労働者の7割が指示された仕事しかしない「静かな退職」状態にあるという。若者から管理職までが「労働に見合う報酬がない」と判断しているからだ。努力が報われないならば頑張らないほうがよいという判断は、労働者としては合理的である。
かつてのソ連や中国が証明するように、努力する者が報われない体制は国家を衰退させる。現在の日本はこの衰退の道を歩んでいる。「格差反対」「誰も取り残さない」などの美辞麗句のもと、努力する人の足を引っ張る層が多数派を占めており、彼らは自身の正義に酔っているため説得は難しい。もはや社会の自浄作用は期待できない。
おそらく日本の得意技のmoney printingをするつもりだろう。そうなるとますます物価が上がり、貧しい人が増えて治安もますます悪くなる。そしてお金持ちがさらに日本を逃げ出す。そしてまたmoney printingでごまかす。見事な正のフィードバックだ。
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