デビットカードは、クレジットカードに類似した機能を持つカードです。カードに紐づけられた銀行口座から買い物した金額が即座に引き落とされる仕組みです。そのため、銀行口座に十分な資金が置いてあれば、利用限度額を気にすることなく支払いが可能と考えられます。しかし、ほとんどのデビットカードの最大利用限度額は1回200万円であることが分かりました。1回500万円に設定できるカードブランドも2つ確認できましたが、500万円を超えるカードブランドは存在しませんでした。限度額が500万円だと、高額な買い物には対応できません。
500万円を超える買い物の中で不動産、車、船などは販売店と時間をかけてやり取りするため、カードでの支払いができない場合でも大きな不便はないと考えられます。あらかじめ準備して銀行振り込みで支払えば良いだけです。カードでの支払いが便利なのは、航空券、旅行代金、高価なオーディオ製品などです。これらはインターネットで商品を選択し、その場で支払いたい場合が多いです。銀行振り込みの場合、別途手続きが必要となり煩雑になります。そして銀行が休みの日には即時支払いができません。
航空券は行き先によっては500万円を超えることがあります。二人分の切符代をまとめて支払いたいときはその可能性はさらに上がります。航空会社の予約サイトはクレジットカードでの即時支払いには対応していますが、その場で銀行振り込みで支払いをすることはできません。
船舶の切符は500万円を超えることは普通であり、こちらは航空券以上にクレジットカードで支払うことが難しいです。
本当のお金持ちは自家用ジェット機で移動するので、この問題で困ることは少ないでしょう。彼らはブラックカードを持っているかもしれませんし。この問題で悩むのはたまにしか高額の買い物をしない人たちです。
クレジットカードとデビットカードはカード会社にあらかじめ連絡しておけば、1回に限り利用限度額を引き上げてくれるサービスをしています。必ず希望額まで引き上げてくれる保証はありませんが、高額な買い物をすることが決まっている場合はこのサービスを利用するのも手でしょう。
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