2025年1月14日火曜日

mac用取引アプリがあるのはSBI証券と楽天証券

どの証券会社もwebブラウザーでの取引はできるから、その場合はOSの違いはそれほど問題にならない。しかし板を見ながらデイトレをするような場合は専用取引アプリの方が使いやすい。以前はmac用取引アプリを用意している証券会社はいくつかあったが、今は私の知る限りSBI証券と楽天証券だけだ。FX会社だとiPhone用やiPad用取引アプリを用意している会社はいくつもあり、それをapple silicon macから利用することができるので、もっと多い。

なぜSBI証券と楽天証券だけになったのかの理由は明確で、その二社だけがmac用を作る余裕すなわち資金力を有しているからだ。国内株の取引手数料を無料化したのは今のところこの二社だけなのも同じ理由からだろう。

私は他の証券会社も使っているので、本当はそれらの証券会社でもmac用アプリを作ってほしい。しかしそれは叶わない希望だろうから必然的に取引はSBI証券と楽天証券に収斂してしまう。これが資本主義の習いとは言え、多様性を残したい気はする。

リーマンショックの前後はlinuxでFX取り引きをしていた。マネースクエアジャパンの取引システムではlinuxでも普通にチャートが表示できて取り引きができた。今でもそうだが、windowsはシステムが落ちやすいので、クリティカルな取引に使うのは怖い。以前、windowsがフリーズしてwindowsを採用していたアメリカの軍艦が動けなくなったなんて事件があって「命がかかっているシステムにwindowsを使うとは何事か」と各方面から叩かれた。金融取引は命はかかっていないが、お金がかかっているのでそれなりに重要なことだ。これにwindowsを使う連中の気がしれない。

macもmac OS9まではwindowsと同様に落ちやすく信頼性がなかった。なのでそのころはmacで金融取引をしようなんて夢にも思わなかった。mac OSはmac OS XになってからUNIXベースになって頑健性が飛躍的に向上した。それでも最初の5年くらいはまだ不安定だったが、今ではすっかり安定した。debianと同じくらい信頼できる。

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