失敗を認めない文化になったのは大和朝廷ができて官僚制が始まった辺りからだ。役人の出世が減点制によって決まるようになったのが始まりだ。一度でも失敗したら次はない分野では、挑戦する優秀な人材は育たない。優秀な彼らは失敗を繰り返しながら高みを目指せる分野(ビジネスやアカデミック)に進んでしまう。
日本でこの失敗を認めない文化が修正される気配はないので、この先も変わらないだろう。
いろいろな国へ行っていろいろな文化に触れるのは興味深い。日本もかなり興味深い文化の国のひとつだ。優秀な人がたくさんいて彼らの手を借りれば国が発展できるのに、国民の意思で彼らを排除してしまうという不思議な文化だ。未来の歴史書に特異な自滅例として記されるだろう。
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