2024年8月24日土曜日

資本主義では一休さん流の頓知を活用したビジネスをしたい

時代劇で悪党が懲らしめられると溜飲が下がる。悪党が欲につられて正義の味方の仕掛けた罠にまんまとひっかかり、バチをかぶるのを見るのは痛快だ。一休さんが頓知で意地悪を言う人をぎゃふんと言わせるのも同じように痛快だ。ビジネスでもこのように知恵や頓知を効かせたい。

100万円するブランド鞄がある。材料費は1万円以下なので100万円は割高だ。確かに良い革を使っているし、縫製も良い。他に良い品質の鞄がなければ割高だがこれを買うしかない。これと同じような革を使って同じような腕の良い職人さんが鞄をつくるメーカーもある。そのメーカーの鞄は安く20万円のこともある。世の中に物の価値がわかる人が多いなら20万円の鞄の方がたくさん売れるはずだ。しかしそんなことはなく、100万円の鞄の方がたくさん売れる。これがおかしいと憤るのも良いが、一休さん的に考えれば物の価値がわからない愚かな連中から金を巻き上げているとなって腹も立たない。

わかりやすいから100万円のブランド鞄の例を挙げたが、1000円くらいで売られている日用品でも全く同じことが起こっている。本当に価値があるものがいちばん売れているのではないのだ。大衆は頭が悪い奴ばかりなので物の本当の価値がわからない。

職人気質の人がつくる本当に良い品物が売れず、後継者が現れずにその品物の歴史が途切れるのは悲しいことだ。しかしこれは仕方のないことでもある。大衆がどんどんバカになって物の価値がわからなくなっているからだ。大衆は本当に良いものを選ばない。

うまくいくかは保証できないが、そのようなよい品物が売れない場合は品物の値段を二桁ほど上げてみるとよいかもしれない。好事家の目に止まって買ってもらえるかもしれない。速く走れる車を作るメーカーも、そのように値段を上げてもちろん品質も上げてビジネスを継続させている。ポイントは数をたくさん出さないで値段を上げることだ。余談だが私はサーキット走行が趣味なので、一部の国産スポーツカーが慈善事業かと思うほどの安値で売られているの対し、もっと高くてもよいので事業の持続性を重視してほしいと切に思う。芸術作品とも言える国産スポーツカーがなくなる方が悲しい。

それではそこまで高品質ではない1000円くらいのものを大衆にうまく売る方法にはどんなものがあるか。誰でも思いつくのは原価の安いものを仕入れて安く売る方法だ。どんなに頭の悪い大衆でも値段の高い安いだけはわかるからだ。1990年から最近まではその方法が主流だった。そのための仕入れ先として中国が選ばれた。ところが中国が経済発展したものだから、今では中国産のものを仕入れてもそれほど安くない。おまけに中国産の品物の品質が悪いのは昔も今も変わっていない。この方法ではもはやうまくいかないのは周知の通りだ。

最近うまくいっている方法はイギリスの阿片方式だ。18世紀イギリスはインドで仕入れた阿片を清国に売りつけて多額の利益を上げた。余談だが世界史を調べてイギリスのやらかした悪行を挙げていくとスターリンやヒトラーや毛沢東が可愛く見えるくらいに悪どいことがわかる。そもそもスターリンを応援したのはイギリスだし、スターリンが生き延びなければ毛沢東も成功しなかったし北朝鮮もなかった。共産主義が世界にはびこったのはイギリスのせいである。イギリスが利己的な詐欺をしなければイスラエルとパレスチナの問題もなかったし、中東のおかしな国境による民族紛争もなかった。インドの産業をめちゃくちゃにしたのもイギリスだし、パキスタンとインドが分離して争うよう仕向けたのもイギリスである。オーストラリアのアボリジニを虐殺したのもイギリスである。北米の先住民を殺したのも半分はイギリス人だ。南アフリカのアパルトヘイトもイギリスのせいだ。他にも数えきれないくらいの悪行をしている。20世紀と21世紀の世界中の紛争の多くはイギリスに起因している。イギリスの悪行を比較対象に加えたらプーチンや習近平すら善人に分類せざるを得ないくらいだ。イギリスは全人類の敵である。

阿片を吸っても何も生み出さないが、清国の国民は阿片を好んで吸って多額の金額をその対価として支払った。大衆は楽をすることや目先の快楽に弱いのだ。現在の阿片に相当するサービスと言えば、スマートフォン、SNSのフォロワー増やし関連、推し活関連、仮想通貨(暗号資産)等がある。他にもあるだろう。食べ物にも困るような生活をしているのに、このような阿片的なものに大衆は喜んで金を払うのだ。これは日本だけではなく世界中同じ状況だ。世も末だと嘆いても大衆に分別を授けることはできない。大衆とはそういうものだ。教育を改善すれば大衆に分別を授けることができるのだが、教育にお金を使おうとする政治家が現れても大衆の猛反対にあってその政治家は当選できない(嗚呼、脱力)。話が飛んだので戻そう。うまくいくビジネスをするためには大衆に快楽を与えるようなサービスを付加するか創出するとよいという結論だ。

私はそのようなビジネスをするのは面倒(大衆が何を好むのか考えるのもウザい)なので、良いものを作ってそれを何千万円、何億円でわかっている人へ売るビジネスを選好する。この選択は好みの問題なので自分に向いているビジネスをすれば良いと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿