2024年6月24日月曜日

18÷0=0と教える現在の小学校

18÷0の問題の答を「こたえなし」と書いた小3の子がバツをつけられたそうだ。先生は答は0と言ったとか。この先生がバカなだけかと思ったら、今の小学校は0で割ったら0と教えていると知った。中世ヨーロッパの暗黒時代に逆戻りしたのかと目の前が真っ暗になった。

18をいろいろな数で割ってみよう。割る数は180から始めて0.01までだんだん小さくしてみる。小数をまだ習っていないなら、太字のところだけ見るとよい。

18÷180=0.1
18÷18=1
18÷9=2
18÷6=3
18÷3=6
18÷2=9
18÷1=18
18÷0.5=36
18÷0.1=180
18÷0.01=1800
18÷0=?

となる。割る数をどんどん小さくしたら答がどんどん大きくなることがわかる。割る数が0ということは割る数がとても小さいということだ。ならば答はとても大きい数なのだろうと想像はつく。少なくとも0なんて小さい数ではないことは間違いない。0が答になるのは上の式の並びでは一番上のもっと上の割る数がとても大きい時だ。

chatGPTのエンジンであるGPT-3/3.5/4が算数を間違うのは数の概念がわからないからだ。だから大規模言語モデルのAIはバカばっかと主張していたが、もはやchatGPTを笑えない。試しにGPT-3.5に18÷0を聞いてみたら、正しく「定義されてない(=こたえなし)」と答えてくれた。

このままでは天動説が復活して地球が太陽の周りをまわっているなんて言ったら火あぶりにされるかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿