大人も子供も学ばない日本が滅亡するのは必至

日本人の大学生のほとんどは大学では勉強しない。他の国の大学生は勉強している。米国の一流大学の学生はどうかしていると思うくらい勉強している。大学を卒業した後も日本人の勉強のしなさは世界で上位に来る。

日本人は勉強しないため選挙でまともな人に投票することができない。そのため政治は破綻して正しいことを行えていない。米国の一流大学で4年あるいは6年あるいは9年勉強しても、経済や社会などの複雑系を理解するのは難しいから正しい候補者に投票できるとは限らない。しかし何も勉強しないで正しい候補者に投票できるはずがないのは事実だ。このまま勉強しない国民を育て続ければ日本が亡びるのは必至だ。

そして勉強しない連中は勉強しないことを正当化しようと必死だ。勉強しないでバカなことをしでかす老人。勉強しないで詐欺に簡単にひっかかる愚か者。それらの人を勉強しないから自業自得だと突き放せば、彼らも勉強するようになるのにそれをしない。わざわざ勉強するのを妨げるようなことをしている。突き放すのは早ければ早いほどよい。日本以外の国では子供のころから学ばない（＝頭の悪い）人は幸せになれないと教え込まれるから普通に一生学び続ける。

日本人とみればバカだと思って差し支えない。もちろん日本人でも1万人に一人くらいは学び続ける普通の人がいるのは承知している。しかし数が少なすぎる。一人一票の選挙制度では数が少ない普通の人の意見は通らない。なので彼らがまともなことを主張しても無視される。彼らが選挙に立候補しても当選できない。それが長く続いたので、もはやまともな人は政治家になろうとは思わなくなった。まともな人が政治を諦めた時点で日本が亡国の道から脱することは不可能になったと言える。

日本以外の国でも民主主義国家は程度の差はあれ同じような状況に陥りつつある。しかしチャーチルが言ったように民主主義よりまともな政治形態はまだ見つかっていない。この問題を根本的に解決するのは重力量子統一理論を完成するより1万倍難しいように思う。今流行りの生成AIではなく汎用人工知能が完成すれば、もしかしたら活路が見えるかもしれない。