2024年5月21日火曜日

これから支払う税金が1億円超え!?

銀行や証券会社が人生シミュレーションを提供していることがある。収入と貯金と生活費を入力すると何歳まで貯金が尽きないかを教えてくれるwebアプリだ。

企業が提供する人生シミュレーションはざっくりした計算しかしていない。年金額は収入からの推定だし、生活費は今後のインフレを考慮していない。そこでそれらの精度を上げたオリジナル人生シミュレーションを作ってみた。フリーの表計算ソフトを利用した。

50歳以上の人はねんきん定期便で年金額はわかるのでそれを使用する。日本のインフレ率はIMFが2023年に計算した1.5%を使用する。何歳まで勤めるかや、自分の生活費がいくらかは自分の事なので正確にわかる。貯金は寝かしておくはずもなく、定期預金や株式投資に振り向けるので、自分が無理なく達成できる利回りで増えるとする。自宅を持っている人は固定資産税も忘れずに入れる。

これで計算してみるとほぼ永遠に貯金がもつことがわかったのでそれは良い。ただし収入の割に使える金額が少ない。税金を引かれているからだ。そこで税金を精密に計算する部分を加えた。

私の年金は少ないので税率は5%+住民税だ。定期預金の利息からは20%の税金を取られる。株式投資の利益からも20%の税金を取られる。固定資産税は値上がりし続けているが、とりあえず今の値を毎年取られるとする。生活費の10%は消費税で取られる。これで100歳まで生きたときに支払う税金の総額を計算したら1億円を超えていた。意外に多い。この税金とは別に健康保険などの社会保障費は別に取られる。

年収5000万円の人は収入の半分近い税金を毎年取られるので、そういう人から見たら総額1億円の税金なんて大したことないと思うかもしれない。しかし年金を夫婦合わせて20万円しかもらっていない人からここまで税金を取るというのはかなり酷だ。貯金がなかったら暮らしていけなかった。

貯金が尽きた場合は生活保護を受ければ良いことに日本はなっている。私はこれまでにもっとたくさんの税金を支払ったので生活保護を受ける権利はあるだろう。しかしたくさんの人が生活保護を申し込んだとき、その原資をどうやって日本は作るつもりなのか。お札を刷る以外の方法が日本にあるだろうか。将来生活保護を当てにできるかどうかは疑問だ。

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