2024年3月6日水曜日

文字で読む方が早いコンテンツを動画にするとかバカじゃないのか

タイムパフォーマンスだのタイパだのが話題に上ってよいことだと思う。時間を無駄にすることはお金を無駄にすることよりはるかに愚かな行為だ。

それなのに、情報を動画で伝えるバカが多い。動画の方が伝わりやすい情報は確かにある。運動の身体の動かし方とか、料理の包丁さばきとか、キャブレターの分解組み立て方法とかは動画の方が短時間で情報を受け取れる。ところが、経済の勉強とか投資の方法とか数学の勉強とかは静止画(文字と図)の方がより早く情報を受け取れる。特に勉強では頻繁に前に戻る必要があるので、文字で情報を受け取る方が数倍効率が良い。

文字で伝える方が効率が良い情報をわざわざ動画にする理由は広告料が入るからだ。youtubeなどでは挟まれた広告を見る人がいると広告料がもらえる。広告料が欲しい連中が意味のない動画を作っている。そうだとしても情報の受け取り手が動画なぞ無視して見なければ、広告料がもらえなくなって無意味な動画コンテンツを作る輩もいなくなるのに、見るバカがいるからいつまでたっても非効率動画が作られ続ける。

バカが見るからバカな番組が作られ続けるテレビ放送と構図が似ている。テレビ番組を作っている制作者はほとんどが自分が作っている番組はくだらないと思っている。しかし、見る人が好むからくだらない番組を作らざるを得ない。youtubeでタイムパフォーマンスの悪い動画を作っている連中も動画の方が文字に劣るとわかっている。わかってはいるが、お金が儲かるから動画を作っているのだ。

世の中にバカな人間が多いことを嘆くのはよい。それは事実だからだ。そしてバカが多数派であることを受け入れないとビジネスはうまくいかない。本物を見抜ける人だけを相手にビジネスをするためにはそうとう高く売れるものを作らないといけない。なぜなら数が出ないので採算を取るのが難しいからだ。

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