2023年12月10日日曜日

頭の弱い人は安物をたくさん買うからお金が増えない

甥っ子が「ばあちゃんの家は広いからなんとかなっているけど、狭かったらゴミ屋敷になっている」と伝えてきた。そこで母親の家に行ってみた。甥っ子の言う通り、不用品がたくさん置いてあった。

不用品は父親が生前に買ったものだ。全部1万円以下の安物だが、数が非常に多く嵩張るものもあるので家を狭くしている。部屋が狭くなるだけなら無理に正す気はないが、問題は埃だ。家の中が障害物だらけなので掃除がしにくい。そのため屋内のほぼ全域に埃が積もっている。歩くと埃が舞い上がる。家の中に入った私と妻はくしゃみと咳に悩まされた。この中に何年も住んで呼吸器系の病気にならないとは、母親はなんと丈夫な肺なのだろうかと感心した。

置いてある品物を指して「これらは使っているの?」と母親に聞いたら、使ってないと言う。買ってから一度も使ってないものも多くあるとか。詐欺業者に騙されて健康食品や羽毛布団をたくさん買ったのならまだ救いがあるが、父親は自らの意思で不用品をわざわざ買っていたのだ。もうバカとしか言えない。

母親はそんなものは買わなくてよいと思っていたのだそうだ。しかし父親にそれを言うと怒るので、買うのを黙認していたとか。50年前から父親は学習しないバカだと思っていたが、年齢を重ねても学習することはなくバカのまま成長し、愚かなままで死んだ。情けないことに日本人としてはこれが普通だ。「日本の老人の99.99%以上は学習しないバカである」という命題は残念ながら真である。

お金がない人が安物を買うのは当たり前だ。全然悪いことではない。お金に余裕が出てくると、バカと賢者に分かれる。バカは増えたお金で安物をたくさん買うようになる。賢者は質の高いものを少し買うようになる。質の高いものの方が長持ちし、またその機能のおかげで使う人の時間を節約し、使う人のストレスを軽減する。その結果、質の高いものを買った人は時間が有効に使えてさらにお金が増える。時間に余裕があるので有意義な人生を送れる。安物をたくさん買う人はお金を大きく増やすことはできず、時間の余裕もできない。

そうは言っても、安物ばかり買っていた人が急に質の高いものを見分けることはできないから、いきなり賢者になるのは難しい。お金が増えても、だれでも最初は安物を複数買う時代を経験する。それをある程度続けると「この買い方はあまりお得ではないのではないか」と気づく。気づくまでの時間は個人差はあるが、考える頭のある人ならいずれ気づく。はずなのだが、私の父親は死ぬまで気づかない愚か者だった。

私と妻は母親の家に定期的に通って不用品廃棄をしようと決めた。不用品がなければ掃除が楽になるだろう。

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