2023年7月5日水曜日

ダメな奴を見捨てない集団は絶滅する

この文書を公開することは社会学の研究者に面白い論文ネタを提供することになりそうだが、私は社会学の論文は書かないのでネタを惜しむ必要はない。

10000人の集団があったとして、そのうち100人が使えない奴だったとする。使えない奴を見捨てて前へ進む集団と、100人の面倒を見るために残りの9900人が立ち止まった集団があった場合、何百年も経ったときに集団はどうなっているか。

社会学的シミュレーションをしてみると分かるだろうが、ここはそれをせずにえいやっと主観的に結論を出す。

答は100人の面倒をみるために9900人が立ち止まった集団は絶滅するだ。

生物の多様性が重要なのと同じで社会の多様性も重要だ。エマニュエルトッド氏の著作を読むと世界にはいろいろな形の社会がある。それってどうよと思うようなロシア型、中国型の社会もあるが、どうよと思うような社会が生き残る環境だってある。生物の進化と同じだ。それってどうよと思うような「ざんねんな生き物」が地球環境が変わると生き延びたりするものだ。

だから、100人の面倒をみる集団が存在することは社会の多様性の観点からは否定しない。ごく稀な場合にはその集団が生き延びる可能性がある。ただし、現在の地球環境ではその集団は絶滅する方向にしか進めないだろう。その集団は現在の地球環境には適応できていない。

その集団が何かは勘の良い人は気づいているだろう。日本という国のことだ。

頭の悪いバカが「誰も見捨てない」とかほざいて、自分に酔っているのを見かける。私はそいつを軽蔑する。そいつはスターリンや毛沢東と同じくたくさんの人を殺そうとしている愚か者だ。本人は良いことをしているつもりなのもスターリンや毛沢東と同じだ。スターリンや毛沢東と同じ結果になるのは歴史が示すだろう。

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