バカの定義は「知識が固定されて新しい知識を吸収できない人」だ。この定義から、赤ん坊がバカではないのは自明だ。
若い人ほどバカではないのが救いだったのだが、近頃は若いのにバカになってしまう人もちらほらいる。日本の教育が若い人に悪影響を与えているからだ。日本は社会主義国だから「考えたら負け」「賢くなったら負け」「努力したら負け」「働いたら負け」という教育を受ける。日本の社会も悪影響を与えている。大人は「国にたかった人が勝ち」と手本を見せる。多くのビジネスマンは国策プロジェクトだ補助金だと国にたかるのに血眼になっている。日本の各財閥の起源を調べると、国にたかったクズが始めた事業だったことがわかる。国にたかるクズだけが甘い汁を吸える。こんな大人を見ていたら、若い人がバカ(クズ)になりたがるのも仕方がないと思う。
これについては残念だとか改善しようとかはもはや思わなくなった。これはビーカーの中で始まってしまった化学反応と同じであり、一部の人がジタバタかき混ぜてもどうしようもない。ただ観測するしかない。私にできるのは、ビーカーから逃げる算段を整えることくらいだ。
日本だけがダメで、他の国なら大丈夫ということではない。他の国も程度の差はあれ、国民はバカになっている。移住するということは、少しでもマシな国を選ぶということだ。これはこれで簡単ではない。これまでに脱出した人を見ても、うまく行った人もいればそうでなかった人もいる。うまく行くためにもバカではいられない。
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