2023年6月20日火曜日

本当に儲かる話なら他人に言わないで自分で実行するよね

これは投資詐欺に引っかからないための金言だ。最近はだいたいみんなこの言葉を知っている。この後に及んで投資詐欺に引っかかる人はただのバカだ。

他人に儲かる儲かると吹聴している輩は、モノを売りつけようとしているか、アクセス数を増やして広告収入を増やそうとしているかだ。しょぼいモノを売っている時点で本当に投資で儲かっているか怪しいと思われる。儲かっているなら、そんなせせこましいことしないで悠々と暮らしているはずだからだ。

モノを売りつけようとしておらず、広告も貼ってない輩で儲かった儲かったと吹聴しているのは単に自慢したいだけだ。私がそうだ。

業界の人でまじめに手法を伝授しようとしている人がたまにいるが、それは自らの承認欲求を満たしたいためだ。それでもタダで教えるとはなかなか立派な心掛けだが以下に述べる理由でうまくいかない。

実例1:
有名なタートルズの書籍続きを読むと、最初は儲けられたがやがて儲からなくなったとある。

実例2:
すごく儲かっている友人からやり方を教えてもらってマネしようとしたが、私は同じように儲けられなかった。友人はすごく丁寧に教えてくれて、私はそれを理解したと確信したのにだ。

実例3:
私の儲かっている手法を身内に一生懸命伝えたが、全力で詳しく丁寧に説明したのに身内は私と同じようには儲けられなかった。

どうやら手法を他人に教えようとしてもそれは難しいようだ。理由は相場付きと市場参加者の心理が変わり続けるからだ。常に学習して手法を調整していかないと儲け続けることはできない。手法をきちんと教えても、教えた瞬間からその手法は陳腐化していく。

儲かる方法を他人に教えることは誰にもできないというのが結論だ。できるのは「儲けたかったら自力で勉強しろ」と伝えることだけだ。

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