2023年6月21日水曜日

145円でのドル売りを計画

10年20年の長期で見ればドル高は間違いないので、手持ちの米ドルを相場の上下に合わせてちまちま円に換える必要は本当はない。

しかし、私はしょうもない欲があるので目先の小銭を稼ぎたい。そのために手持ちの米ドルを一度円に換えて、その後円高になったら米ドルを買い直そうと目論んでいる。1ドル=145円になったら日銀の円買い介入が入ると予想しているので、そこで売る。その後いくらか時が経つと、日銀が金融緩和を止める+FRBが利下げをするが両方起きて1ドル=130円くらいになるだろうから、そこで米ドルを買い直す。

このオペレーションが目論み通りにうまく行ったら最終的に1200万円が浮く勘定になる。ただし145円でドル高が止まる保証はないし、その後130円までドルが下がる保証もない。145円で円に換えた後に、読みを外してそのままドルが上がり続けたらあまり価値のない日本円が手元に残るだけとなる。それだとドル建てでの価値は目減りすることになって何をバカなことをやっているんだということになる。

そうなるのはいやなので手持ちの米ドルの半分だけを円に換えることにする。これはリスクを半分にしてリターンも半分にするという何の芸もない方法だ。それだと600万円が浮く。往復合わせて5分の両替作業で600万円浮くのなら時給としては十分だ。ドル売りとドル買いの間が1年くらいは開くだろうから、時給を5分でなく1年間で計算すると時給は685円となりコンビニバイトより安い。小銭稼ぎらしく685円と思うことにしよう。

FXならGTC注文して放置できるのだが、米ドルを保管しているのは要領の悪いことに証券会社だ。証券会社ではリアルタイムの成り行きでしか両替できない。ときどきレートをチェックして145円になるのを待つ必要がある。今となっては米ドルの保管を証券会社にしたことを後悔している。証券会社に入れておけば、銀行と違って全額が保証されて安心と思ってのことだった。しかし証券会社では両替手数料がFX会社の何十倍だし、指値注文ができないし、金利が付かないしで、よい判断ではなかった。証券会社もFX会社も分別管理なので資金は全額保証されており、両者の安心度に差はない。FX会社の方が有利だと学習したので130円で米ドルを買う時はFX会社で買う。

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