そこでさらに不思議に思ったのは、筆王を買う前はどうやって年賀状を作っていたかがはっきり思い出せないことだ。年賀状を手書きからプリンタ印刷に変えたのは1987年分からだ。このとき持っていたPCは8bitマイコンMZ-80K/MZ-80B/MZ-2000、16bitパソコンPC-9801m2、PC-98XL、32bitパソコンMacintosh plusだった。あ、思い出してきた。
Macintoshに搭載されていたMacDrawとMacPaintでハガキの表面も裏面も作ったのだ。それを会社にあったレーザープリンタ(よく覚えてないがLaserWriterだったと思う)で印刷した。
1990年に個人でレーザプリンタ(OKI microline 801PS)を購入して、それ以降はこれで印刷した。2003年にはインクジェットプリンタ(CANON PIXUS560i)を購入してカラー印刷となった。
筆王を買ったのが2013年なので2012年まではMacDrawとその後継ソフトClarisDrawで印刷していた。ClarisDrawを動かすためPower Macintosh 8500を使った。実はこのマシンは今もまだ使っている。MacDrawで描いた大量の図面ファイルがあって、重要なので捨てられない。これを開くのに古いマシンが必要だからだ。MacDrawの図面ファイルを開けるClarisDrawを動かすためはMacOS9までかMac OS X 11.4以前のclassic環境が必要だ。その条件を満たす手持ちのマシンはPower Macintosh 8500だけだ。Macintosh plusとかMacintosh II fxとかMacintosh II ciとかは惜しいことに全て処分してしまった。
今調べて驚いたのは最新Macで使える年賀状ソフトが存在していることだ。宛名職人はMac版もあるのだとか。以前Windowsを使うのは年賀状印刷と相場を張るときだけだとブログに書いたが、宛名職人を使えば年賀状もMacで作れるようになる。あとは相場だけだが、日本の証券会社でMac用の取引ソフトを提供している会社は数えるほどしかない。株式取引は楽天証券のMarketSpeedと、saxobank証券のweb版saxotraderだけだ。FXではヒロセ通商のLION FXツールと、JFX株式会社のMatrix Traderだけだ。IPadも含めるとクリック証券のアプリも動く。世界でも日本でもMacのシェアは1割に満たないので、Mac用のソフトを用意してくれる会社は少ない。残念なことだ。
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