作り手に言わせるとリアリティを追及したせいだと言う。実は私も以前はそう思っていた。サーキットのピットエリアではエンジン音がやかましく、隣の人と話すのにも大声を張り上げないといけない。それを知っていたから、映画で普通に話しているのを見ると違和感があった。同じことは航空機映画や工場内の映画でも言えて、航空機のエンジンのそばや工場の機械のそばでは肉声の会話はできないのが本当だ。そのリアリティを追及したから、あの大音響なのだが、俳優のセリフが聞き取れないのはまずいのではないかと思う。そのセリフを聞かなくてもストーリー上問題ないのならいいが、そうとは限らないだろう。
リアリティを追及するか、聞きやすさを追求するか、映画を観る人がスイッチで選べると良いと思う。このスイッチは耳の悪い人にも役立ったりして、よいアイディアなのではないか。
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