街を歩いているとよそ見をしている連中をよけなければならない。買い物をしていても同じ。会社では仕事をできない連中が足を引っ張る。愚者でいる方が楽だから、愚者はどんどん増える。やがて愚者が人口の過半数を超え、選挙では愚者の権利を優先する候補が当選する事態となった。社会はなんでも愚者優先。これでは賢者に見捨てられて国が衰退するのも当然だ。20世紀まではある程度国が衰退すると他国が侵略してきてそれ以上愚者が増えるのを防ぐ仕組みがあったが、国境を変えてはいけない風潮の今ではそれはなかなか起きない。国境は変わらないが、そのうち国名が愚国に変わりそうだ。そのときはこんな演説がなされるだろう。「愚民の、愚民による愚民のための政治」。情けない事態だが、大人になった他人を賢くすることはできない。子供を賢くするのに注力するしかない。
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