ただし、子供がたくさん生まれるようになったから安心と考えるのは早計だ。よく考えてみよう。今、社会を窮地に追い込んでいる愚かな高齢者も昔は子供だったのだ。生まれてすぐの子供は、みな好奇心旺盛でいろいろなことを知りたがるまともな人間だった。それがなぜ今のような考えない愚か者になってしまったのか。それは教育のせいだ。日本の教育は昔から暗記中心であり、考えることを重視しない。大人になってから仕事をおぼえていく段階でも暗記が中心であり、必要なことをおぼえた後は考えない(設計など理系の仕事は除く)。そのような生き方の結果、今の愚かな高齢者が量産された。このまま教育を変えなければ、せっかく生まれてきた子供も愚かな大人になってしまう。それでは、日本の諸々の問題は解決できない。少子化対策に加えて、教育改革も進めなければならない。
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