ほぼ終盤のエピソード8で、米ソの宇宙飛行士が火星を移動していたら、足跡を見つける。そして現れた足跡の持ち主はなんと北朝鮮の宇宙飛行士だった。米ソが火星に到達する前に火星へ来ていたのだ。この衝撃はすごかった。月にナチス帝国があった映画「アイアンスカイ」か。しばらく茫然としていたが、続けて観ているとそこまでひどい話ではなかった。火星に将軍様の御殿はなかった。北朝鮮の宇宙飛行士は火星着陸時にみんな亡くなっていて、生きて火星の土を踏めたのはたった一人。彼も連絡すらできず、帰還のすべもなく拳銃で自殺しようとしていたところだったのだ。よかった。お笑い映画ではなかった。最終話では、宇宙服を着た人間が背中のランドセルのスラスターで火星の衛星軌道のステーションに到達しようとする映像があった。着陸船を衛星軌道に持ち上げるだけの燃料がなかったので、人間だけ衛星軌道に上げる作戦だった。この場面特にランドセル下部のスラスターが全力噴射している絵には既視感があった。ああ、こういうのをイメージした人があのお笑いロボットガンダムを考えたのだなと分かった。
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