2022年12月25日日曜日

正直不動産は残念ながらいない

私は家を売ったのが1回、買ったのが2回、持ち家を賃貸に出したのが1回しかない。たくさん不動産屋と交渉したことがないので、私の少ない経験だけで判断するのはどうかと思っているが、私の経験だけから言うと不動産屋はウソしか言わない悪徳業者ばかりだ。
週刊誌の記事、ネットの記事、そしてマンガとTVの「正直不動産」などには、不動産屋は悪徳業者ばかりという情報しかない。どうやら私の判断は一般化できると考えて良いようだ。不動産屋が悪徳業者ばかりならばどうやって消費者は悪徳不動産屋から身を守ればよいか。オレオレ詐欺対策と同じで、おかしいと思ったら疑問点を聞きまくるしかない。そしてその答え方をよく見る。不動産屋本人の口から出た「そんなことはありませんよ」と言う答は信用してはいけない。信用してよいのはその不動産屋以外が作った資料の数値だけだ。
できるなら不動産屋を通さないで個人間売買するのが良い。これも相手が信用できないと難しいのだが、初見の相手ではなくよく知っている人が相手なら信用できるかもしれない。そして名義変更は司法書士に頼めばできるし、ローンでないなら自分でもできる。司法書士に頼む場合の費用は5万円~15万円くらい。8000万円の家の売買を不動産屋に頼んだら手数料その他で480万円以上取られる(買主と売主の負担合計)のに比べると破格に安い。利点は手数料負担だけではない。売買相手がウソを言わない人なら、住んだ後で困ることも防げる。なるべくなら個人間売買をしたい。相手が不動産取引に慣れている人でないと個人間取引をもちかけるのが難しいが、やがてそのようになっていくと思う。米国では個人間取引は普通に行われている。

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