2007年に参議院の組織である調査室の人が資料を発表していた。老人は払った額の何倍ももらえるのに、1960年以降に生まれた人は払った額の1倍ももらえないことが記されている。おかしくないか。議員や国民はこれを読まなかったのか。読んでも知らんぷりか。老人は年金が破綻する前に死ぬから、国からしぼり取るだけしぼり取ったらあとは知らんぷりなのだろう。議員も老人だから知らんぷりするのだろう。彼らが子孫のことを考えないというのが信じられない。彼らはまともな生き物なのか?子孫を育てることを妨害する生き物なんてありうるのか。老人は癌みたいな悪性細胞の一種に変化したのではないのか。老人が払った分以上に年金をもらえるのは若い人が自分の取り分を減らしてお金を出してくれているおかげだと知らないのか。その若い人の数を減らそうとするとは、何を考えているのか。老人はよく考えて投票してきたと言えるのか。今の政治を作りあげたのは老人ではないのか。ならば老人は責任をとりたまえ。君らが稼いだ分は君らのものだが、若い人から搾取することは許されない。
今すぐ年金制度は廃止して、現役労働者へはこれまで払った分に利息をつけて返還すべきだ。払った分から既にもらった分を引いた額を老人へ返還する。老人が払った分以上にもらった分は残っていれば国が徴収する。それで不都合があるなら老人は働くか死ぬか選べ。アリはキリギリスの奴隷ではない。キリギリスを甘やかすほどアリには余裕がない。アリには子供を育てるという、生き物にとって最重要の使命がある。
---以下付録---
以下は私の老後シミュレーションだ。私は自分の資産に余裕があると思っていたが、人生はそんなに甘くはなかった。
日本の今のインフレ率が2%、米国が8%、欧州が10%だ。インフレがずっと続くとして暮らしていけるかを表計算ソフトで計算した。以前述べたように私の支出は月に25万円、そのうち14万円が税金だ。残り11万円で暮らしているので質素な生活だが、これでいつまで持つのか。私の金融資産は1億円を超える。それとは別に個人年金等で老後は1億8千万円もらえる。それらで足りるか。いつ貯蓄が尽きるかはインフレ率によって変わる。インフレ率と貯蓄が尽きる私の年齢を表にした。
2%、118歳
3%、107歳
4%、99歳
5%、93歳
8%、85歳
10%、82歳
億単位の資産を持っていて、贅沢などしていないのにこの数値だ。この計算では私の資産や年金は増えないと仮定しているのが数値がよくない理由か。実際は銀行金利分くらいは増えるので、それを加味してみよう。インフレ率5%のとき、2.5%の金利で資産が増えるとすると貯蓄が枯渇するのは93歳から104歳に伸びる。
日本のインフレ率がこの先5%だと仮定すると、私の貯蓄は93歳~104歳で尽きると分かった。月25万円(うち税金14万円なので実質11万円)で暮らしても余裕はない。金融資産が1億円でも余裕はない。年金(公的年金ではなく個人年金だから念のため)で1億8千万円もらえても余裕はない。インフレ率5%が続く状況になったら、私より資産が少ない人は長く暮らせない。インフレ率が5%の状況は来ないと言えるだろうか。日本では1970年代にインフレ率が20%を超えた年が何回かあったが、そんなことはもう起きないのだろうか。
もし、インフレ率100%以上のハイパーインフレになっても、私は全く悲観しない。お金がなくなって食べる物が調達できなくなったら死ぬだけだ。それが90歳のときだろうが60歳のときだろうが何も違いはない。それが自分の人生に責任をとるということだろう。自然の獣はみなそうしている。これができない人間は獣ほどの精神性もないってことだ。そういう連中には獣以下の扱いがふさわしいと言えるだろう。
ただ、私は山の中でサバイバルする訓練をしているから、食べ物が買えなくなったくらいでは簡単には死なないことを言い添えておく。
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