2022年8月12日金曜日

本当にPC自作する人がたまにいる

私がPC/AT互換機をいじり始めたのはかなり遅く、1990年頃だ。マザーボードにはISAバススロットが並び、ISAのメモリカードやインターフェースカードを差し込んで組み立てるタイプだ。それが2000年頃には「自作パソコン」と呼ばれるようになり、言葉が定着した。
私は100台以上のパソコンを組み立てたが、ねじを回したりケーブルを差し込んだりする以外の作業はなく、はんだ付けはしない。これでは「自作PC」ではなくて「組み立てPC」だろうと思った。だって、ねじを回して組み付けるだけで自作だとしたら、車にエンジンやホイールを取り付けたらその車は「自作車」と呼ばれることになる。そんなことで車を自作したとは言えないことは誰でも知っている。自作と言ったら恥ずかしい。
これらのことから「組み立てPC」を「自作PC」と呼ぶ連中は、かなり情けない連中(すくなくともマニアではない)と軽蔑していた。自作と言いたいならCPUを買ってくるのは仕方ないにしても、回路は自分で作れよと言いたい。もっともCPUクロックが1MHzの時代ならウォズニアックのように回路設計できたが、1GHzを超えるクロックの回路基板を作るのは素人には無理なことも知っている。つまり、今の世の中では「自作PC」は存在しえない。
ところが、質問掲示板quoraに自作PCの質問が載った。なんと質問者はCPUを自作する予定だ。これなら胸をはって自作と言える。こんな骨太のマニアがまだいたことがうれしくなった。

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