2022年8月13日土曜日

詐欺の交渉レベルがざんねんな感じ

新しい特殊詐欺の手口がニュースに載っていた。電話で、

  1. ウクライナ支援の振り込み暗証番号を教える
  2. 暗証番号を教えるのは犯罪なので解決料を払えと別の人が言う

これで6千万円をだまし取ったとか。例によって数回の受け渡しで6千万円だから銀行から引き出したのではなく、タンス預金だろう。タンス預金ということは、被害者にとってはなくなっても平気な余り金だから同情する必要はない。

社会経験の少ない大学生が投資詐欺に騙されるのは理解できるが、80年も生きている人間が小学生でもひっかからない詐欺に騙されるかね。被害者はこれまで頭を使ってこなかった、勉強しなかった、苦労しなかったのがよく分かる。

特殊詐欺を考える連中も「簡単すぎる」と呆れているだろう。歴史をひもとくと、高度な交渉術による外交や商売の事例が3000年前からある。そこで使われた弁舌には感心する。そのような知力を尽くした詐欺をしたいと思っている人間も彼らの中にはいるかもしれない。こんなにバカばっかりだと、詐欺師も知恵の使い甲斐がない。

そう言えば、芸能人の投資詐欺騒ぎも被害者のレベルが低くて呆れる。こんなことでは、有能な詐欺師が育たないよ。

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