2022年8月31日水曜日

ビットコイントレーダーを笑えないドル円トレーダー

ビットコインをトレードしている連中でソースコードを読んで技術を理解している人は、100万人に一人いるかどうか。バカばっかりだが、簡単には笑えない。FXのドル円トレーダーも中身の知らなさ加減では似たようなものだからだ。やっと最近まともになったが、去年まではリスクオフ時は円高になっていた。リスクオフ時とはリーマンショックのような金融危機とか、東日本大震災とかを指す。リーマンショックのときも、東日本大震災のときも円が買われて円高になった。リーマンショックはまだしも、国が天災に見舞われたときにその国の通貨を買うか?どう考えてもおかしいだろう。これに関してはそれなりに議論がされていて、知ったかぶりの経済屋はレパトリと言っていた。しかし、リスクオフ時の円の流れのデータを調べると大きなレパトリは観測されず、似非経済屋の嘘はやがてバレた。リスクオフ時の円高の理由は投機家の仕掛けに過ぎないというのが最終結論だった。リスクオフ時の円高は意味不明のデタラメなのは投機家も分かっているが、儲かるからしかたなくリスクオフのときは円高に賭けているのだ。これはまともなビットコイントレーダーと同じで、彼らはビットコインは価値がないと分かってはいるが、儲かるからビットコインを買ったり売ったりしているのだ。
チューリップの球根もそうだったし、ドットコムバブルのIT株もそうだった。価値がないとわかってはいても、儲かるならトレーダーとしては流れに乗るしかない。
資本主義は頭の悪い人から頭の良い人へお金が動く仕組みだが、相場の世界でもそれは成り立つ。教育にかけるコストが減らされた結果、どんどん人間がバカになってしまい、世界の行く末が心配なのだが、トレーダーにとっては養分になるバカが増えることは悪いことではない。彼らの反社会的な犯罪や暴動に巻き込まれないように注意して、トレードを続けよう。

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