1990年代にインターネットサービスのマネタイズ化を議論した。最初に思いつくのが「広告付き無料モデル」だったが、当時の仲間でも「安直すぎる」「広告が邪魔」と批判が多かった。広告賛同派は「各個人向けにカスタマイズした専用広告なら嫌われずにいけるかも」と研究したが、未だに成功していない。
2000年を迎えるちょっと前にgoogleという検索エンジンが出てきた。検索精度が良いのでマニアに評判が良かった。私も喜んで使っていたが、性能が良いことよりも感心したのは「広告が入ってないのにどうやって運営していくのだろう。もしかして無私のボランティアなのか。」という部分だ。その意気や良し。との勝手な勘違いによるgoogle信仰は2015年くらいまでは続いていた。金の亡者で技術がないMicrosoftが悪の帝王で、金に無関心で技術がクールなlinuxとgoogleは救世主みたいな感じだった。残念ながらgoogleを救世主としてあがめていた気持ちはここ数年のgoogle adsの広告でなくなってしまった。
同時にあの技術企業googleでさえも、広告しかマネタイズ方法を見い出せなかったのかと落胆した。googleの収益源は広告だけではなく、クラウドも貢献しているのは知っているが、それでも広告由来の収入は半分以上を占めている。
impress社のakiba pc hotlineを名前が違っていた20世紀から愛読していたが、最近になって広告の面積が記事より大きくなってしまった。PCで読むと画面の8割が広告で、2割が記事本文。これはひどい。こうまでしないと無料のサービスを維持できなくなっているのだろう。netflixもずっと有料プランだったが、今年から広告入り無料プランを作るのだと言う。
広告が嫌な人は料金を払って有料プランを選べるサービスは選択肢があるからまだいい。akiba pc hotlineみたいに有料プランがない場合は、我慢して広告を見るか、サービスの利用を止めるかしかない。お金のない人は見たくもない広告を無理やり見せられて、自分の時間を奪われる。ひどい話だ。人類全体で見たら、物事を考える貴重な時間を一体どれくらい奪っているのか。この状態を放っておくと、人類文明が衰退しかねない。
と書いていたら、TVのコマーシャルも完全に同じ理由で害悪であることを思い出した。今やTVは頭の悪い老人しか見ていない。そのバカどもが死ねばTVも消滅する。あと40年くらいか。となるとTVが人類に悪影響を与えたのは100年間くらいとなる。ネット広告もあと100年もすれば、誰からも見捨てられて誰も見なくなるのならよいのだが。それまで人類が持つかな。
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