2022年3月27日日曜日

無知を自覚する人が知的

頭が悪い人は「自分が知っていることが世の中の全てだ」という前提で物事を考える。そして失敗して損したり他人に迷惑をかけたりする。頭の良い人は「世の中には自分の知らないことがある」と一生勉強する。頭の良い人は年をとるほど賢くなるが、頭の悪い人は年をとってもバカのまま。
15世紀から始まった大航海時代。ヨーロッパ人は「海の果てには自分の知らない世界がある」と小さな船で出発した。中国では13世紀の元、明、清と航海術が発達して、ヨーロッパ人よりはるかに大きな船で安全に航海できたが「自分の知らない土地には興味がない」と思ったらしく、アフリカの東岸には達したが、特に何もしなかった。ヨーロッパ人はアメリカ大陸、太平洋の島々、オセアニアに到達して現地で厄災をばらまいたので、彼らがいなかった方がよかったと後の世の人は思っただろう。しかし、ヨーロッパ人がその後世界の覇権を握ったのは、「海の果て(この世)には自分の知らない世界がある」と思って常に知識を増やし続けたからだ。先住民に厄災をばらまいたヨーロッパ人は本当に悪党だと思うが、自分には知らないことがあると認めて学び続けたヨーロッパ人の姿勢には学ぶべき点がある。

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