2021年1月8日金曜日

エッセンシャルワーカーとブルシットジョブ

以前からこのブログで、農業漁業宅配屋さん医療関係者を大事にしろ、芸能人とかプロスポーツ選手などどうでもいい奴は放っとけと私は何度も主張していた。私と区分け方が違うが、エッセンシャルワーカーとブルシットジョブとしてそれらの人の給与の差が既に議論されていた。2017年の研究だそうだ。貨幣単価がポンド表記だったので英国での研究だろう。これについては兵庫県の将来構想研究会基礎資料の22ページに日本語で分かりやすく示されている。

エッセンシャルワーカーとは社会を支える必要不可欠な仕事に従事している人たち。医療従事者、宅配業者、スーパーの従業員、介護士、保育士、公共交通機関で働く人、ゴミ収集業者などだ。なるほどそうだと思う。

ブルシットジョブとはどうでもいい仕事のことで、被雇用者本人すら正当化しがたいほど完璧に無意味・不必要・有害でもある有償雇用形態のこと。これは手厳しい定義だが、痛快でもある。

給料1ポンドにつき、社会に何ポンド貢献しているかの調査が以下の通り。

医療研究者 +9

教師 +1

エンジニア +0.2

コンサルタントとIT専門家 0

弁護士 -0.2

広告マーケティング -0.3

マネージャー -0.8

金融部門 -1.5

全くこの通りだと思うよ。これは変えなければならない。私はAIの研究でこれを変えていく。前から何度も言っているように、政治も完璧にできるめちゃくちゃすごいAIができても、そのAIをもってしても宅配便を配達するのは難しいのだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿