2021年1月11日月曜日

スーパーでアレッポの石鹸を発見

アレッポの石鹸を利用していた。オリーブオイルから作られた石鹸で泡立ちが良く、肌にやさしい。髪を洗っても髪にやさしい。玉川通りのナチュラルローソンで買っていた。ところが、シリア内戦でアレッポが激戦地になり、石鹸の製造所が破壊され、職人さんたちが逃げて、シリアからの石鹸の輸入が止まってしまった。逃げた職人さんたちが別の場所で製造所を立ち上げて石鹸の製造を再開したとその後のニュースで見たが、製造量が1/10に減り、まったく同じものは作れないとあった。こうなると日本では二度と手に入らないだろうとあきらめていた。そしたら今日スーパーで見かけた。普通のとエキストラは以前からあったものと同じだ。ライトというのが追加されていた。値段はナチュラルローソンで買っていたときよりちょとだけ高い。形状が以前よりいびつになっていた。おそらく型の入手に苦労しているのだろう。あきらめていたものがまた気軽に買えるようになるとはありがたい。

気になったのでシリア内戦についてウィキペディアで調べてみた。最初はアサド政権にロシアが援助し、反政府政権と闘うという単純な図式だったのは以前の記憶の通りだった。共産主義ではなくなってもロシアは悪の枢軸であることが変わらない。今は勢力図が複雑になり、イスラム国、アル=ヌスラ戦線、クルド人などが加わった。どちらがどちらの味方なのかは時々刻々と変わり、ほぼ収拾がつかない。ウィキペディアの長い説明文を一度読んだくらいでは何がどうなっているか把握できない。だからどうすれば内戦を終わらせられるのかがわからない。ロシアが軍事援助を止めるべきだというのだけは分かるが、それだけでは足りないだろう。

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