2021年1月15日金曜日

80代女性リフォーム会社へ200万円振り込み

母親が足腰の弱った父親のために風呂場のリフォームを計画した。風呂場はだだっ広いタイル張りの部屋で湯舟が置いてある。暖房はない。冬はやたら寒い。湯舟の縁は高く、足腰の弱った父親がまたぐにはつらい。日本では毎年風呂場でヒートショックで死ぬ人が6~8000人いる。これまでのコロナの死者数より多い。風呂場のリフォームは大賛成だ。今、リフォーム業者に見積もり依頼を出している状態だ。私の素人見積もりだと200万円くらいか。
リフォーム業社とのやりとりは全て母親が行っている。父親は認知症なのでそのような複雑なことはできない。まあ、うまくいくと思うが、最後に費用を支払うときにとんでもないことになると思い当たった。母親はATM振り込みはできない。そもそも銀行も郵便局もキャッシュカードを持ってない。引き出すときは窓口だ。振り込みも窓口。
87歳の女性、リフォーム会社、200万円もの大金の振込。
窓口の人はどう思うだろう。どう考えたって99.9%詐欺だ。これは絶対警察へ通報だ。実は去年も似たようなことがあった。50万円の銀行定期が満期になったので、母親は現金を受け取りに行った。そこで窓口の女性に止められた。母親は怒って「詐欺じゃない」と主張するが、窓口の人は聞かない。家族か警察へ連絡すると言う。そういう決まりなんだろう。家族は認知症の父親しかしないので電話しても意味がない。「支店長を呼べ」とすったもんだの挙句、現金は受け取れず、普通預金口座に50万円振り込まれて終わったとのこと。50万円でも騒ぎになるのに、今回は200万円。しかもリフォーム会社!絶対振り込みはできないだろうと思う。私か弟か妹が付き添っていかないと解決しないと思う。しかし、私も弟も妹も母親とは住所が違う。免許証を見せても実の親子であるという証明にはならない。みんな結婚しているので、戸籍はもう外れている。いったいどうすればいいんだ!?

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