非核三原則は佐藤栄作総理が言ったものだと伝えられているが、その前に幾人かの政治家が似たようなことを言っていた。
広島、長崎で被爆した人やその家族、原爆資料館を見た人、漫画「はだしのゲン」を読んだ人が、もし非核三原則などと言い出したら、丁寧にしかし強く、間違っていることを教えてあげないといけない。非核三原則を主張するのはこう言っているのと同じだからだ。
「私の家は強盗に入られて家族を殺され、財産を奪われました。本当にひどい目にあいました。二度と強盗に入られないようにしたいために、もう私は家の扉に鍵をかけません。だからみなさまどうぞ強盗には入らないでくださるようお願いします。」
こうとも言える。
「私はオレオレ詐欺で大金をだまし取られました。二度とだまし取られないようにしたいため、これからは他人を全員信じて必ず言うことを聞くようにします。だからみなさまどうぞオレオレ詐欺の電話をかけないようにお願いします。」
これらを筋の通った主張だと思って納得してくれる人がいるだろうか。ただバカにされるだけだ。まともな知能を持つ人間、いや一部の獣でも、外敵からの攻撃を防ぐためには鍵を強化し、見回りをし、監視カメラをつけ、家族に武器を持たせるなどと対策するものだ。もし、二度と核攻撃を受けたくないなら、こちらも報復用核ミサイルを持つのが当たり前だ。日本以外の国の人はみんなそれを常識として知っているし、核ミサイルを作れる国は用意しているし、作れない国は作れるよう努力している。
今は幸い日米安保条約のおかげで米国の核の傘の下に入っているから、日本にむやみに核ミサイルを撃ち込む国はない。しかし、安保条約はそんなに信用できるのか。未来永劫、米国は日本を守ってくれるのか。歴史を学べば、そんな条約は相当に危ういと分かるだろう。日本の国民を守るために実現可能で一番合理的な解は、自ら核ミサイルを持つことだ。今の技術で作った核ミサイルが誤って爆発して広島・長崎や福島原発のようになる可能性は、旅客機が墜落して人死にがでる確率より遥かに本当に遥かに小さい。地球上には何千発もの核爆弾が存在するが、それが誤って爆発した例など一例もないことからそれが分かる。それより隕石が落ちてきて地球が滅亡する可能性の方がよっぽど高い。だから安心して核ミサイルを装備していい。
イエス・キリストが非核三原則みたいなことを言ってなかったかって?そうだね。確かにそんなこと(右の頬を打たれたら~)を言っていたね。あいつは本当にすごくいいやつだった。でも、いいやつ過ぎてすぐに殺されたよ。おかげであいつの手下とその子孫はみんなあいつの言ったことの正反対のことをするようになったよ。
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