2020年12月30日水曜日

最後まで残る人間の職業は散髪屋さんかも

ビジネス誌なんか読んでいると、未来になくなる職業トップ30なんてのが良く載っている。士業がなくなるというのはとても納得がいく。芸術家は最後まで残ると言われていたが、作詞作曲できるAI(ディープラーニングベースの低級AIだが)が作られて、AIなんぞに魂のこもった作曲なんかできるかという人を集めて聴き比べをやったら、みんなAIが作った曲の方を人間が作ったと判定したなんて実験結果となって、芸術家も危なくなってしまった。レントゲン写真を見て癌細胞を発見するのは既にAIの方が人間の何倍もうまくやる。なんだかんだで最後に残るのは科学者くらいと言われているが、私は散髪屋さんも最後まで残る気がする。近頃のロボットを見ると、精巧な和菓子をうまく整形したり、大きさや形が全然違う魚を上手にさばいたり、機械の方が人間の手先より器用なのではないかとは思う。しかし、ハサミとカミソリを持ったAI内蔵ロボットに頭を差し出すのは私はごめんだ。誰だってそう思うだろう。他にも宅配屋さんも最後まで残ると思う。品物を配達するのはかなり難しい。どこに車を止めるべきかなんて、AIにはなかなか難しい。その後も宅配ボックスになら入れられるかもしれないが、玄関まで行って人間に手渡すのは至難の業だ。介護士も人間がやった方がいいだろう。しかし、介護士の女性に暴力を振るう老人には専用AI介護ロボットがいいだろう。多少能力が低くても、間違いをしてもかまわない。そんな老人なんていなくなっても誰も困らないのだから、ロボットが思いっきり好きなように介護すればいい。食事が気にいらないとかで殴ったら「あやまるまで食事はダシません」なんて言い放つロボットがいれば痛快極まりない。

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