以前、外国人が書いた時間の有効な使い方に関する本(和訳)を読んだ。ずいぶん古い本だった。ページ数が少なくて読みやすく、しごくまともな事が書かれていた。本の題名も著者名も忘れてしまったが、小説よりも詩を読め、とりあえずオーロラ・リーを読めと書いてあったのだけ覚えている。詩を読むほうが小説を読むより頭がよく働いてためになるとのことだ。本当かねと思いつつも、図書館にあった(和訳)ので借りてきた。本の最初に訳者のまえがきがあって「和訳なので英語の韻は消えています。ごめんね。」とのこと。これは英語の方を読むべきだったのかと思いつつも読み始めた。この詩は作者のエリザベス・バレット・ブラウニングの自伝だった。普通の詩よりも読みやすい。ああ、だからこのオーロラ・リーがお勧めだったのかと納得した。普通の何を言っているかわからない詩だったら、読みにくいと読むのをやめる人が多いだろうから。しかし、小説よりも自分の頭がよく働いている感じはまだしない。この作品で詩に慣れて、もっと他の詩を読めってことなんだろう。もっと詩らしい詩ならきっと頭が働くのではないだろうか。
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