2020年11月22日日曜日

マナーの悪すぎる日本人旅行者増加

 昨日のネットニュースにホテル関係者の悲痛な声が載っていた。Go Toでやってくる日本人旅行者がひどいというのだ。部屋をこれでもかと汚す。タオル、ドライヤー、バスローブ、冷蔵庫の有料飲み物を無断で持ち帰る。食事のマナーは汚く、大量に残す。以前訪れていた中国人観光客の方がまだマシだったと言うから驚く。それらの客に眉をひそめた以前からのリピーター客の足が遠のいてしまったともある。

この状況はすごく分かる。隣町の格安巨大スーパーの客の民度が低い(私はこれを何年も前から何度も書いた)から、気分が悪くなるよりマシだと思い、私は価格の高い高級スーパーで買い物するようになった。もちろん例外をたくさん知っているが、一般には金がない奴ほど民度は低い。今回Go Toトラベルのせいで、貧乏人が高級宿泊施設に大量に押し寄せるようになり、上記のようなありさまになった。

東京都民がGo Toトラベルの対象になってすぐ私もあちこちの旅館を予約しようとしたが、全て満室で断念したことを以前書いた。コロナになる数年前より旅館が埋まっているのは変だとも書いた。なぜ普段は行かない連中が旅行に行こうとするのか。それはGo Toトラベルのせいで、一見お得に感じるからだ。旅行代金が35%引きになり、お土産等で使えるクーポンが15%付く。これで半額。さらに各地域の自治体が行っている割引も併用すれば半額以下で旅行に行ける。もともと行きたかった旅行先があって、そこがGo Toトラベルの対象だから利用するというのなら分かる。しかし、そうではないようだ。安く行けるから、特に行きたい旅行先でもないのに行くというのが現実だ。貧乏人にはそれでも行った方が「得をした」と感じるらしい。バカか。半額以下と言ってもいくばくかのお金を払う。旅行には時間も費やす。まさにお金と時間の無駄だ。そんなことをしているから貧乏のままなのだ。しかも滞在先に迷惑をかけている。そんな連中になにかしてやろうとは思わない。

貴族が普通に存在していた時代、上流階級が平民を人間扱いしなかったのが悪だとなっている。幾世代が過ぎた後の上流階級にはろくな人間は残っていなかったと思うので、悪だと言い切ってもあながち間違いではないが、最初の最初は上流階級が平民を差別するのはそれなりの理由があったのではないかと思える。

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