2020年11月10日火曜日

小説の警視総監がクズばっかりなのはなぜか

 近頃体調が悪いので休みでも外出はせず、本ばっかり読んでいる。ここ一週間は刑事もの。刑事もののパターンでは、現場の刑事は正義感にあふれていて頑張るが、上が自己の保身にばかりこだわり、犯人を利したり被害者を傷付けたりを平気でする。特に警視総監とか副総監は悪党しかいないことになっている。人気TVドラマの踊る大捜査線でもそうだった。フィクションだから面白おかしくしようとしてそうなっているのか。たぶんそれは違う。実際も警視総監になるような奴はクズばっかりだろう。賭けても(1億円くらいなら)いい。私はいろんな会社の社長を見てきたが、創業者社長にはまともな人がいるが、雇われ社長はどんな大企業の社長でも無能なクズが多いことを知っている。どういうメカニズムかは分からないが、なぜか無能な人間が社長になる。会社組織なんてそんなに複雑系ではないのだから、しっかり吟味して研究すればクズが社長になる意外とシンプルな理由があるのだと思う。今は他にやることがあって忙しいが、年をとってすごく暇になったら、そのシンプルな理由を見つけてみたいものだ。

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