金沢市内の80代女性が特殊詐欺で1億1300万円騙し取られたと報道があった。内容はこのニュースサイトに詳しい。この報道に接したとき、違和感があった。なんかこれまでの詐欺と違う。違和感を箇条書きにすると以下の通り。
- 個人情報が漏れたという理由でお金を請求されたのだが、老人が個人情報の漏洩をそんなに重大視するだろうか
- 11回に渡って金を渡したのだが、2,3回目でおかしいと気付かなかったのか
- 金融機関は老人が30万円以上の現金を引き出そうとすると、親族に確認したり警察に知らせたりするものだが、11回もその確認をすり抜けられたのはなぜか。
今朝、興味深い可能性に気付いた。これは相続税を免れるための狂言ではなかったのか。つまり現金を渡した相手は親族だ。これなら上記の違和感の説明もつく。狂言の可能性は警察や税務署なら気付くと思うが、どうだろうか。最初の報道以降何のニュースもないので、真実はまだ分からない。
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