2020年8月9日日曜日

ダウの犬の犬ってなんだ?

アメリカの個人投資家の中で有名な投資法に「ダウの犬」方式というのがある。仕組みは分かるのだが、なぜ「犬」かを知らなかった。
ここの犬というのは「負け犬」の犬なのだそうだ。負け犬というのは株価が下がっている株のこと。つまりダウの犬というのは株価が下がっている割安株に投資して値上がりを待つという戦略だったのだ。なんてこった。これまですごい勘違いをしていた。私はダウの犬というのは配当性向の良い株に投資して配当をたくさんもらうための手法だと思い込んでいた。たしかにダウの犬では、株を選ぶのにダウ30種の中から配当性向の良いTOP10を選ぶ。しかし、配当性向の良い株を選ぶことの本当の意味は株価が値下がりして(しかし配当は減っていない)、結果として配当性向が良くなった株を選ぶということだった。今年のダウの犬銘柄のなかには石油系が2社と車会社が1社含まれていて、こんな落ち目の会社の株なんて買えないと思ったのだが、落ち目だから買うのがダウの犬の本当の意味だったのだ。でも、やっぱり買わないけどね。

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