2020年4月29日水曜日

日経225先物2万円超え

昨晩の22時過ぎに日経225先物が2万円を超えた。ダウも24000ドル超え、欧州の株価も軒並み上昇した。バブルだ。実体経済は非常に弱いのにバブルだ。最悪の状態だ。
結局大したことではなかったコロナなのに、日銀、FRB、ECBなど各国の中央銀行が全力で金融緩和をしてしまった。お札を刷りまくって、国債、社債、ハイイールド債をほぼ無制限に買った。国債の代金は各国政府に入るから、無駄遣いはするだろうけど、それほどひどい使われ方はしない。問題は社債とハイイールド債だ。代金が民間企業と金融機関に入る。会社の運転資金に使われるならまだマシだ。社員の給与に当てられるなら素晴らしい。でもそんな使われ方はしない。実際は自社株買いと配当と役員の報酬に化ける。株価が意味もなく上がる訳だ。得するのは株価が上がってキャピタルゲインが入る株主、配当をもらう株主、多額の報酬をもらう役員。金持ちばかりが得をする。格差はますます広がる。
マスクがないとか、10万円配れとか、どうでも良いことに文句を言う国民はたくさんいたが、中央銀行の金融緩和に文句を言う国民、識者はひとりもいなかった(私を除く)。結局バカはダメだ。大局を見通せない国民は豊かにはなれないし、幸せにもなれない。ずっと搾取されるだけだ。おまけに地球を汚染し続ける。バカだからどうしようもないのか。私はもう知らん。
ここからでもS&P500の指数ETFを買えばお金は簡単に増えるだろうが、賛成できない政策に乗っかって金を儲けるのは私の美学に反する。ここは空売り、デイトレで行く。映画マネーショートをもう一度現実化してやろう。

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