私のように1000万円単位で買い付けする場合は海外ETFのSPDR(SPY)がコストが低く流動性が高いことが分かった。
- 売買手数料は0.45%だが、上限は20ドルであることが分かった。
- 為替手数料は25銭が普通だが、SBIFXαの現引きを利用すると0.5銭で済むことも分かった。ただし現引きは数日のタイムラグがあるので、すぐに買いたい場合は住信SBIネット銀行の為替取引を利用すれば4銭で済んで、即時外貨入金もできる。
- 信託報酬は0.0945%
ITバブル時の下げ期間は2年以上に渡っていた。リーマンショック時の下げ期間は1年半だ。底を見極めるのは難しいので、下げ始めたら半年おきに3回に分けて買い下がり、上げ始めたら2回買うくらいが良さそうだ。2000万円ずつ5回に分けてSPYを買う。売却は次の暴落が始まった直後が適切だから買い付けから10年後だね。
- 売買手数料は20×5×2=200ドル=22000円
- 為替手数料は200000×0.5÷100×5×2=10000円
- 信託報酬は20000000×0.0945÷100×10×5=945000円
コストの合計は22000+10000+945000=978000円≒100万円。1億円の1%だ。これなら許容できる額だ。
東証に上場している国内ETFのSPDR(1557)で同じ買い方をしたらコストはどうだろうか。
- 売買手数料はauカブコム証券とSBI証券では無料。いくら買っても無料。
- 為替手数料も無料だけど、為替コストはETFの価格に含まれている。
- 信託報酬は0.0945%で海外ETFと同じなので945000円。
コストの合計は945000円≒95万円。これも許容できる額だ。
これなら海外ETFでも国内ETFでも好きな方を買えば良いと思うが、国内ETF価格に上乗せされる為替コストはSBIFXαよりは高いと思う。国内手数料の売買手数料はauカブコム証券が取る手数料は無料なのだろうけど、米国の運用会社の販売手数料は無料じゃなくて、国内ETF価格に上乗せされているんじゃないかな。そんな訳でコストはちょっぴり国内ETFが高いと見た。でも誤差の範囲内だ。取引コストを理由に国内ETFと国外ETFは選べない。どちらでも良い。
あとは税制かな。2020年1月から外国ETFの税金2重取りが改善されるという情報があるがまだ詳しく調べていない。SPYは1.5%以上の配当が出るので取られる税金が無視できない。その当たりを勘案して海外ETFのSPDR(SPY)を買うか、国内ETFのSPDR(1557)を買うかを決定しよう。
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