これまでETFの投資経験はN225だけ。しかも短期のトレードだけだ。S&P500のETFは最低でも半年、もしかしたら5年以上ホールドするかもしれない。やり方をいろいろ変えなくてはならないかもしれない。
正月はちょうど時間があるので、勉強。
日本の証券会社でも海外のETFは買える。これはありがたい。できれば特定口座扱いになるともっとありがたいのだが、特定口座扱いになるものとそうでないものがあるみたいだ。どこで違うの?もっと勉強しないと分からない。
海外のETFは売買手数料と為替手数料と信託報酬を取られる。売買手数料と為替手数料は売買のときのみ。信託報酬はホールドしていた期間に比例して取られる。私の場合長期ホールドだから、信託報酬の方が効いてくる。しかし信託報酬は高いところで0.165%、安いところで0.0945%だ。その差は0.07%。1億円分を5年間ホールドしたとすると0.07%の信託報酬差は35万円だ。差は誤差の範囲だ。
どちらかというと為替手数料が気になる。1ドル当たり20~25銭だ。1億円=100万ドルの為替手数料は25万円だ。これは往復でかかるので50万円だ。
売買手数料が勉強不足でまだ分かりきっていない。現物株式手数料と同じと書いてあるサイトと、0.45%という風に割合で書いてあるサイトがある。ETFによって違うのか?高い方の0.45%で計算すると1億円で45万円だ。往復でかかるので90万円か。(もしかすると株式手数料と同じで上限があるかもしれない。そうだとするとありがたい。)
信託報酬を高い方の0.165%と仮定すると1億円分ETFを買って5年後に売ると、売買手数料+為替手数料+信託報酬で220万円取られる。2.2%だ。けっこう取られるなあ。暴落後の底で買う予定だから50%くらいのパフォーマンスは出ると思うが、そこから2.2%引かれて、そして5年で割ると1年当たりのパフォーマンスは9.6%だ。
これまで日本の個別株に投資してきた期間の平均をとると1年当たりのパフォーマンスは5%だ。それに比べると良いほうか。しかし、10年に1度の暴落時にしか買い付けできないことを考えると、先ほどの計算は5でなくて10で割らないといけないかもしれない。するとパフォーマンスは4.8%だ。うーん、日本の個別株と変わらない。とすると、海外ETFの利点は、毎日たくさんの個別株チャートをちまちま見る手間が省けることくらいか。
それはすごくありがたいことじゃないか。あと何十年生きられるか分からないが、時間が有効に使える。やっぱりもう日本の個別株を買うのは止めてS&P500のETFを買おう。
しかし、次の暴落はいつ来るのかな。今年だと思っているのだが、来年かもしれない。まあ、キャッシュは持っていても減るものじゃないので気楽に待とう。
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