2019年8月23日金曜日

株の1億1千万円の損をみて思うこと

最近は米中貿易摩擦の影響で株が下げている.それがなくても2018年から徐々に下げ始めていた.手持ち株の総評価額は2017年のときに比べると1億1千万円下げた.もう2017年の水準に戻ることはないだろうと思う.40年前なら青くなる額だが,近頃は気にならない.もっと下げる前に株を売ってしまおうとも思わない.もう欲しいものはあらかた買ってしまったから,お金が増えようが減ろうがあまり問題ではない.投資信託で他人に運用を任せて元本割れしたのなら不満だが,自分で選んで買った銘柄なら仕方ないと思う.
車とバイクは何台も買ったが,フェラーリとかランボルギーニとかに興味がなかった(安い車でそういう車を追い抜くのが好み)ので,お金はそんなに必要なかった.実際にフェラーリを追い抜いたことはないけど.家も広いのは掃除がたいへんなので(お手伝いさんを雇う気はない),そこそこの広さでいい.Space X社にお金を出せば宇宙旅行はできそうだけど,昔ほど宇宙に行きたいとは思わない.そんな風だとお金は使い切れない.中国とロシアとアメリカをおとなしくさせたいという夢はあるが,それには私の総資産の10万倍以上お金がないと難しい(日本の国家予算をはるかに超える)ので,これはできない.
余分なお金は寄付するしかない.ビルゲイツのようにたくさんお金を持っている訳じゃあないので,私が寄付するような額ではたかがしれているが.それでも無駄遣いではなく,きちんと役立つように使ってくれると分かっているところには寄付したい.最近は災害被災地とwikipediaにしか寄付していない.他に良いところはあるかな.

中国とロシアとアメリカのデタラメをなんとかするのはお金では無理だが,技術なら可能性がある.そのための研究に投資するのは良いかもしれない.でもそれはたぶん無人兵器とそれを動かす人工知能になると思う.後者はまさに今研究しているが,前者を日本でやるのは戦争アレルギーが蔓延しているから難しい.この間,ロシアが無人戦闘機を飛ばしていた.アメリカも研究している.ぼーっとして放置していると,ますます大国の無法を止める手立てがなくなる.ああ,兵器でなくても強力なコンピュータウイルスを開発して,敵国のコンピュータを乗っ取るというのでもいいんだが,荒唐無稽な夢物語だと思う.私が計算機のプロじゃないからそう思うのかもしれないが.機械屋だから戦車や飛行機を作る方が身近に感じる.

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