2019年4月4日木曜日

タイムドメイン light Tune up が届く

先月依頼したTune upが完了して送られてきた。ついでにスピーカユニットも新品にしてもらった。筐体底面には誇らしげに Tune up シールが貼られている。シリアル番号は0610だ。私のlightは610番めのTune upだったらしい。さっそくセットアップして音出しをしてみる。クラシックのバイオリンソナタ、ピアノ協奏曲などを聴いてみた。あれ? Tune upする前とあまり変わらない。小さな音がはっきり聴こえるが、それだけだ。私の耳が悪いのか。ちょっとショックだ。
気をとり直して、分解してみた。アンプ基板がかなりいじられている。出力コンデンサが上等なものに替わっていた。しかもコンデンサのまわりの被覆を剥いである。その上で、銅箔みたいなもので物理的に固定してある。コンデンサの振動を嫌ったのだろうか。カップリングコンデンサも同じように交換して被覆を処理してある。アンプの ICは以前はアルミの放熱板がついていただけだが、今回は放熱板に樹脂が取り付けてある。ダンプの意味があるのだろうか。電源コンデンサは中華のsamconというメーカーの470uFが付いていた。 このコンデンサはオリジナルから変わっていない。これはぜひ換えたい。以前ニチコンのオーディオグレードの1000uFに変えようとして大きすぎて断念した経緯がある。今日は気合いが入っているので、筐体を加工して取り付けよう。ニチコンのコンデンサは直径2倍、高さも2倍だ。立てては蓋が閉まらない。寝かせてリードを曲げて取り付けた。この状態でも筐体の蓋がひっかかる。筐体の蓋のコンデンサが当たるところをニッパーとナイフで削る。外からは見えないところなので、盛大に削る。これで蓋が閉まるようになった。筐体を元どおりに組み上げる。
スピーカーエンクロージャーの中も多分吸音材が追加されていると思うが、その確認はまたの日にしよう。
メーカーTune upをさらにTune upしたタイムドメインlightだが、Tune upする前に比べて、あまり変わらない。もちろん悪くはなっていない。しかし、わかるほどすごく良くなっているかと言えば、そうでもない。これは聴いている音源が悪いのかもしれないな。2本のステレオマイクで録音した音楽を探してこなくては。

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