2018年11月8日木曜日

タイムドメインライトとミニのコンデンサ交換

コンデンサが届いたのでライトもミニも交換した。入力のハイパスフィルタを構成していた電解コンデンサをフィルムコンデンサ(22円なり)に換えた。音が激変した。ひずみがなくなった。良いヘッドホンアンプと良いヘッドホンで聴いているような音になった。素晴らしい。しかし、音場定位がさっぱりなのは変わらず。これはもしかして、私が聴いている音源が悪いのではないか。試しにクラシックをかけてみた。やはり。クラシックだと定位が良い。クラシックは2本のマイクでステレオ録音しているからだ。私が普段聴いている音源は、楽器の前にマイクを立てて、楽器ごとに録音して、編集して混ぜ合わせる作り方をしている。楽器の位置は編集のときのミキサーの左右振り分けボリュームの加減次第だ。本当のステレオじゃない。最近流行りの打ち込み音源も同じ編集をする。本当のステレオじゃない。こんな音源ではタイムドメインスピーカーの実力は発揮できないのだ。そのような似非ステレオ音源は、低音がズンズン出る普通の四角いスピーカーで聴けということだ。

外した電解コンデンサはライトは
SOWA 0.1μF 50V 85℃
ミニは
DECON 0.22μF 50V 105℃
だった。

SOWAというのはどのようなメーカーか分からない。DECONは香港のメーカーだった。どちらもオーディオ用途には向いてなさそうだ。容量が小さいのだからフィルムコンデンサを使えばよかったのに。電解コンの方が安いのかな?そんなことはあるまいに。

電源の470μFのコンデンサをニチコンのオーディオグレード品1000μFに換えたかったが、買ったコンデンサの寸法が大きすぎて縦に付けても横に付けてもケースが閉まらなくなった。これが一番音質を改善すると思ったのだが、交換はとりあえずあきらめた。次の課題にしておこう。

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