2018年9月25日火曜日

投資家が事業の持続可能性を考慮するようになるのはいつか

日本ハムは毎年500億円の純利益を出している優良企業だ.その日本ハムの株価が1年で4割下落した.下落の理由は利益が500億円から増えないからだという.優良企業の株価が意味もなく下落するときの理由でいちばん多いのが,昨年比で利益が増えていないからというものだ.この考え方はもう古いのではないか.
ごく一部の投資家を除き,株に手を出している連中って頭悪いのが多いから仕方ないのだけど,バカは持続可能性(サステナビリティ)とか,人口減少とか考えないのだろうな.人口が減っていく日本で,企業にとっていちばん重要なのは継続して事業を行うことだ.利益が増えなくてもいい.会社がつぶれないで何十年も持続できれば,それはすばらしいことだ.そんな会社に投資して配当を得るのがこれからの新しい株式投資の形だ.それなのに頭が悪い連中は一攫千金を狙って,素も知れない赤字IT企業の株を買う.バカだねえ.もうそんな形の株式投資は終わっているよ.

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