2018年7月24日火曜日

やっとゾーンに入れた

相場を張る人ならパンローリング社の書籍「ゾーン」は読んだことがあるだろう。私も読んだ。何度も。10年前に読んだときには、書いてあることは分かったが、実行できなかった。ごく最近までそうだった。今現在、手持ちのお金が増えているのは株価が自然上昇しているおかげで、私のトレードは損したり利を出したりの単なる繰り返しだった。ところが、今回ゾーンを読んだときは書いてあることが素直に腑に落ちた。なぜか全てが分かった。ゾーンに書いてある通り、相場はギャンブルなのだ。エッジがある人にとっては期待値が正のギャンブルだ。損をすること=間違っていることじゃない。損をしたからと言って、自分のテクニカル分析が間違っている訳じゃない。自分を責める必要もない。損をすることは税金と思えば良い。具体的にはエントリーしたら、トレンドラインをブレイクする地点や過去にもみ合った地点に損切り注文を入れる。ブレイクがダマシであってもそれは仕方がない。そうやって損を最小に抑えながら(税金を払いながら)、エッジが生じる地点で数多くエントリーすれば、トータルでは利益が出る。幸い、これまで相場に向き合ってきた過程で、死ぬほどテクニカル分析の経験を積んでいるので、エッジは持ち合わせている。もうエントリーした後でドキドキすることはないし、チャートをちまちま見ることもない。エッジが生じる地点すべてでエントリーできるようにロット数を調整しながら(これはゾーンには書いてないが重要なことだ)淡々と相場を張っていけばいい。なんて簡単なんだ。書籍の題名が"Trading in the ZONE"である理由が今やっとわかった。

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