2018年6月8日金曜日

ラズパイ3B標準搭載のアナログ/HDMI/Bluetoothを聴き比べる

ラズパイでオーディオと言うとI2C接続のDACをつなげるのがデフォルトになってしまったが,ラズパイ単体でも音は出る.3Bの場合,アナログ出力,HDMI出力,Bluetooth出力が選べる.それを聴き比べてI2C接続のハイレゾDACとの違いを感じてみた.

  1. アナログ出力 レンジは狭いがバランスの良い音.BGMだとこれで良い.回路図を見てみると,PWM信号を抵抗とコンデンサのLPFで復調している.D級アンプと同じ仕組みだ.インターネットラジオを聴くくらいならこれで良いのじゃないか.
  2. HDMI出力 解像度は高い.細かい音まで聴こえる.しかし,高音域がキンキンする.私はあまり好きではない.つなげた先のアンプのイコライザーで調整すれば使えるかな.
  3. Bluetooth出力 解像度が高い.高音域と低音域のバランスも良い.ハイファイと言ってもいいのじゃないか.これを常用しても良い感じ.この音の出し方を知っていれば,ハイレゾDACは買わなくても良かったかも.ただし,3Bと3B+は良いのだが,ZERO WでBluetooth出力をすると,再生ソフトによっては音が途切れる.ZERO WでBluetooth出力するときは軽い再生ソフトに限る.
ハイレゾDACを2つ,ノーマルDACを3つも買ったけど,正直不要だったな.ラズパイ単体で私には十分な音質だった.

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