2018年5月12日土曜日

ラズパイ3でデスクトップ

Pentium3 450MHzではslitaz linux以外の軽量ディストリビューションは遅くて使い物にならなかった。またPentium3 450MHzはTDPが25Wもある。省エネでもない。使う意味はない。それではラズパイ3Bはどうだろうか。消費電力は2〜3Wと小さい。4コアでクロックは1.2GHzだから多少中身がやせていてもPentium3よりは速いのではないか。調べるとラズパイ用のlubuntuとか拾えたのだが、ここは正当派のDebian Stretch(要するにRaspbian)で行くことにした。私のディスプレイはアナログRGBなので、HDMI->RGB変換アダプタを買ってきた。マウスとキーボードはPS/2なので手持ちのPS/2->USB変換アダプタをかませた。これでラズパイ3Bがデスクトップ機として使える。使ってみたら、Pentium M 1.8GHzくらいのレスポンスで動いた。これには驚いたと共にうれしくなった。これならつけっぱなしにしていても大丈夫だ。2.5Wで計算すると1年の消費電力は22kWhだ。1kWh=30円なら、1年間の電気代は660円。ランチ1回分だ。これは安い。じつは、この文章もデスクトップ機になったラズパイ3Bで書いている。
クロックが1.4GHzになったラズパイ3B+というのもある。実はもう注文してある。届くのが楽しみなんだが、基板上のSoCの位置が3Bとは微妙に違うようなので、今のケースが使えるかどうか。ヒートシンクの位置に開口部があるケースなんだよなあ。ケースは新調しないといけないかもしれない。

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