ニュースによると、日本政府の円買い介入をあてにしたドル売りポジションを持っている日本人投資家がそこそこいるそうだ。真っ当な作戦だと思う。私は今回はドル売りはしないが、彼らの作戦は合理的だと認める。彼らは介入が実施されればドルを買い戻して利食いする。日本政府としてはこれらの投機筋に儲けさせる介入はしたくないと思うだろうし、そもそも現在のファンダメンタルで介入しても無駄だと分かっているだろうし、本当は介入したくないのだが、介入せざるを得ないだろう。気の毒な立場だと思う。
介入なしに円高になるには、日本経済の復活が条件だがそれを確認するためには5年10年の長期間が必要だ。それだけの長期間を介入だけで円を支えることはできない。とはいえ、「負けました」と言って投げ出すこともできない。戦争なら降伏ができるが、経済の没落は投げ出すことさえできない。日本経済のことを真面目に考えている国会議員など700人の中の数人しかいないが、その考えている数人はたいへんだと思うよ。
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